直線型加速器リニアック:大強度陽子加速器施設 J-PARC(茨城)(1) | ZEL's:写真とジオラマとプラネタリウム

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2021/8月にこのブログを開設。

大強度陽子加速器施設 J-PARC(茨城県那珂郡東海村)。

その一般公開に行ったときの写真です。

なんと 2009年のときのもの。

もしかしたら今とは違うところがあるかもしれません。

記録として、残したいと思います。

 

(J-PARCパンフレットから引用)

 

今回は直線型加速器「リニアック」。

陽子加速器ということで、その最初の段階として、負水素イオンを光速の70%まで加速させる装置がリニアックです。

リニアック本体は地下にありますが、地上施設を見学。

地上には高周波電力を供給する装置が並べられています。クライストロンというそうです。

 

全長 250m の直線が感じられます。

 

 

東芝製でした。

 

 

よくわからないですが、機器の制御と状態モニタでしょうか。

 

 

地下2階にリニアック本体があります。

これは3段目のDTL(ドリフトチューブ線形加速器)の説明用の試験空洞。

3MeV→50MeVまで加速して、光速の31%になるそうです。

 

 

覗き窓から見たのがこちら。

これは・・・??

 

 

さらにその横のものも覗きました。が、これも・・・??

 

 

これは最終段のACS(環状結合型線形加速器)の説明展示。

181MeV→400MeVまで加速して、光速の71%になるそうです。

 

 

これは銅の色でしょうか。

金属パイプの連なりがカッコいい。

 

 

 

(つづく)

 

<訪問日:2009年8月>