ツァイスIVへの改造 2:ZEISSプロジェクター(タカラトミーアーツ) | ZEL's:写真とジオラマとプラネタリウム

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趣味は写真、プラネタリウム巡り、科学施設巡り、ジオラマ初心者、フィギュアスケート観戦、かつてはゲーム音楽の作曲も。
2021/8月にこのブログを開設。

つづき。

仮組みしてみたものの、このプラ板脚部と本体、そしてベースをどうやって固定するか?

いろいろ問題があります。

 

 

(1)本体との接合。できれば軸は回転できるようにしたい

(2)ベースとの接合。接着剤程度でも固定できるのか?

(3)そもそも4本の脚部の長さや形状が微妙に異なる(ど素人加工のため)

 

ちょっと良い案が思いつかなかったので一旦保留。

本体のほうを着手することにしました。

 

まずは色塗り。

黒といっても、どんな黒で塗るか。

普通の黒でもなく、マットブラックでもなく。

私はメタルブラックにしました。

実物のツァイスを見て、黒光りする金属のイメージが強くあったからです。

 

 

着色は、今流行りのスポンジ塗装にチャレンジしてみました。

確かにムラなく塗れました。これは安上がりでいいですね。

 

 

塗るだけで、ぐっと印象が変わります。

メタルブラックは自分がイメージしていた通りの輝き!

本当は金色を追加でまぶしたりすることも考えていましたが、これだけで十分と判断しました。

 

次に、レンズシャッター。

レンズシャッターとは、この丸い棒みたいなやつです。

正確にはこの丸い棒は「錘(おもり)」。

 


プラネタリウムの内部からは電球で常に光が出ています。

すると、地平線の下や客席にも星を投影してしまうことになります。

それを防ぐため、地平線より下はシャッターで隠す機構が付いています。

これがレンズシャッター。

錘が重力で下に落ちることによって、錘と一体になっているシャッターが地平線より下だけをうまく隠すようになっています。電子制御ではなく、単純で物理的な機構。

 

ガチャにはレンズシャッター(の錘)が付いていないので、これを取り付けることにしました。

細くて丸くて黒いものが必要です。手近なものを探しました。

これは、コードやケーブルを束ねるための結束バンド。ピッタリでは?

 

 

これを短く切って、接着剤で貼り付けました。(雑ですみません・・・)

本物よりは太くなってしまいましたが、これくらいのデフォルメがないと気づかないので。勝手に良しとしました。

 

 

さて、脚部に戻ります。

本体はぐるぐると上下に稼働するようになっていて、改造後もそれの機構は残したいと思っていました。

そこで、下記の部品を切断します。

 

 

切断後。

このように軸受けのところだけを残しました。

 

 

これで軸受けはOK。

しかし問題は、どうやってこれを脚部プラ板と接続するか、です。

接着剤程度では固定できません。

 

例えば L字金具を自作する?

あるいは何か木片を加工して、この軸受けと脚部、脚部とベースを接合できるように削る?

しかし上で書いたように4本の脚部そのものの長さがバラバラで、固定したとしても水平にならなかったりしそうです。

困った。

 

さらにつづく。