つづき。
仮組みしてみたものの、このプラ板脚部と本体、そしてベースをどうやって固定するか?
いろいろ問題があります。
(1)本体との接合。できれば軸は回転できるようにしたい
(2)ベースとの接合。接着剤程度でも固定できるのか?
(3)そもそも4本の脚部の長さや形状が微妙に異なる(ど素人加工のため)
ちょっと良い案が思いつかなかったので一旦保留。
本体のほうを着手することにしました。
まずは色塗り。
黒といっても、どんな黒で塗るか。
普通の黒でもなく、マットブラックでもなく。
私はメタルブラックにしました。
実物のツァイスを見て、黒光りする金属のイメージが強くあったからです。
着色は、今流行りのスポンジ塗装にチャレンジしてみました。
確かにムラなく塗れました。これは安上がりでいいですね。
塗るだけで、ぐっと印象が変わります。
メタルブラックは自分がイメージしていた通りの輝き!
本当は金色を追加でまぶしたりすることも考えていましたが、これだけで十分と判断しました。
次に、レンズシャッター。
レンズシャッターとは、この丸い棒みたいなやつです。
正確にはこの丸い棒は「錘(おもり)」。
プラネタリウムの内部からは電球で常に光が出ています。
すると、地平線の下や客席にも星を投影してしまうことになります。
それを防ぐため、地平線より下はシャッターで隠す機構が付いています。
これがレンズシャッター。
錘が重力で下に落ちることによって、錘と一体になっているシャッターが地平線より下だけをうまく隠すようになっています。電子制御ではなく、単純で物理的な機構。
ガチャにはレンズシャッター(の錘)が付いていないので、これを取り付けることにしました。
細くて丸くて黒いものが必要です。手近なものを探しました。
これは、コードやケーブルを束ねるための結束バンド。ピッタリでは?
これを短く切って、接着剤で貼り付けました。(雑ですみません・・・)
本物よりは太くなってしまいましたが、これくらいのデフォルメがないと気づかないので。勝手に良しとしました。
さて、脚部に戻ります。
本体はぐるぐると上下に稼働するようになっていて、改造後もそれの機構は残したいと思っていました。
そこで、下記の部品を切断します。
切断後。
このように軸受けのところだけを残しました。
これで軸受けはOK。
しかし問題は、どうやってこれを脚部プラ板と接続するか、です。
接着剤程度では固定できません。
例えば L字金具を自作する?
あるいは何か木片を加工して、この軸受けと脚部、脚部とベースを接合できるように削る?
しかし上で書いたように4本の脚部そのものの長さがバラバラで、固定したとしても水平にならなかったりしそうです。
困った。
さらにつづく。