念願の車掌車に乗車(動画あり):真岡鐡道 真岡駅 SLキューロク館(栃木) | ZEL's:写真とジオラマとプラネタリウム

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趣味は写真、プラネタリウム巡り、科学施設巡り、ジオラマ初心者、フィギュアスケート観戦、かつてはゲーム音楽の作曲も。
2021/8月にこのブログを開設。

真岡駅の続きです。

真岡駅には「SLキューロク館」という展示施設が併設されています(無料)。

 

 

「キューロク」とは、このSL、9600形49671号機のこと。

静態保存ではなく、動態保存。短い距離ですが構内を走ることができるんです。

それも蒸気ではなく、圧縮空気で。

 

 

石炭車に搭載されたコンプレッサーによる圧縮空気を動力として動きます。

石炭を燃やして走るのはメンテナンス上、非常に大変です。

圧縮空気ならその手間が大いに削減されるわけですね。

実際の走行がこちら。

 

 

とっても静かですね。

そして車掌車 ヨ8593と連結。

 

 

実は私のお目当てはこちらの車掌車です。

なんと、300円で乗車できます。

 

 

 

 

このような硬券を発行してもらえて、その場で鋏を入れてくれます。

 

 

SLと連結した状態で、このレールを2往復してくれました。

内部の様子はこちら。

 

 

 

 

 

この赤いレバーがブレーキでしょうか?

 

 

 

 

 

ストーブ。冷房はありませんが暖房はあります。

 

 

 

ヨ8000には、トイレもあります。

残念ながらトイレの扉は開きませんでした。

 

連結しているのでSLの顔が正面に。

 

 

 

車掌車から後ろを見るとこんな感じです。

 

 

短い時間でしたが、念願の車掌車に乗れて感動しました。

貨物列車に連結された車掌車に乗って、路線を旅できたら・・・と夢想する鉄道ファンは多いようですが、私もそう思います。

 

キューロク館にはD51もあり、こちらも圧縮空気で動くようです。

 

 

そのほか、車両展示もあります。

こちらはスハフ44形客車25号機。

 

 

中に入ると、懐かしいこの感じ。

 

 

 

この地図、古い路線が載っていて貴重ですね。こちらが気になる方が多いようです。

 

 

ワフ15形貨物緩急車。

 

ワ11形有蓋貨物車。

 

ト1形無蓋貨物車。

 

キハ20。

 

DE10。

こちらは実際に使用中のDE10(1535号機)の部品取り用なんだそうです。

 

 

そして車掌車 ヨ8000形。

昔は貨物列車に必ず車掌車が付いていましたが、もう今は見かけなくなりました。

貴重なヨ8000が2両もあるなんて素晴らしいですね。

 

 

最後に、真岡駅構内にあるジオラマ。

 

 

芳賀一洋さんという方の作品。

素晴らしい出来なのですが、ガラスが曇ってしまっていてよく見えません。

とても残念。

 

 

 

 

転車台といい、SLや車掌車の乗車体験といい、盛り沢山の真岡駅でした。

 

<訪問日:2023年7月>