前回マイクにフッと息を吹きかけると、“ボフッ”って音がする。
あれは空気の塊がダイアフラムに当たって振動することで、マイクが『あ!低い音がきた!』と勘違いしてる。
それを利用する…と言いました。
※バスドラムとマイクの構造はその1を参照
では具体的に、どのように勘違いさせるのか?
方法としては、くちびるをはじいて震わせて、空気をマイクに送り込むようにしてみましょう。
吐く息をくちびるに当ててブルブルさせるやつの、一発だけを切り取って出す感じ。
くちびるはリラックスして。緊張させてはいけません。
マイクを通さない生音は、『ポッ』って感じ。決して重たい音じゃありませんし、大きな音でもありませんが、それでいいんです。
マイクには【近接効果】というものがあります。
マイクに近づけば近づくほど、マイクがひろう低音が増強される…というものですが、これも利用しちゃいましょう。
ボイパをするときは、マイクになるべく口は近づけて行います。

どうですか??
マイクの特性を理解するだけで、声が低くなくても、肺活量がなくても、迫力があって低いバスドラムを出せるようになる気がしませんか??
ボイパはなるべくマイクで練習しましょうね☆
生音がいい音でも、マイクを通して伝わらなかったら、あんまり意味がないですから。
あ、でもカラオケのマイクは低い音が部屋の中でボンボンいってしまわないように振動や空気には強い作りになっていることが多いですから、スタジオ行きましょうね(笑)
ちなみに僕の使ってるマイクはワールドスタンダード【SHURE SM58】です☆
最近では【ゼンハイザー E935】使ってるヒトも増えましたね。
一度マイクを買ってみてボイパにチャレンジしてみてはいかがでしょう??
適度に運動にもなりますよ(笑)
スネアの出し方、シンバルの出し方、リズムの組み立て方などもまた書こうと思います!
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