体質別ダイエット講師の細江啓太郎です。

先日、5年前に講座を受けてくれた方とお会いしたのですが、

「痩せてからずっとリバウンドしてません^^」

とお話をされていました。


取り組んだことを聞いて、

これは大事だなと思ったことが2つあるので、

今日はその話をします。






ダイエットをしようと思ったら、

どうしても「体重を減らす手法」に

目がいきませんか?



・食事制限で体重を落とそう

・走って脂肪を燃焼させよう




どちらも間違っていませんが、

力を入れたいのはそこではありません。



まずやりたいのは、

太る習慣を見直すことです。



太っているのは、昨日・今日で太ったのではなく、

これまでの積み重ねがあって、

ジワジワと体重が増えてきたわけですよね。



つまり、現在、何かしらの太る習慣を持っているわけです。

日々太る行動を繰り返しながら、

やせることは難しいじゃないですか。


なので、まずはそこを見直したいのです。



もし何かの方法でやせたとしても、

ここが修正されていないと、

ほどなくしてリバウンドします。




海岸のごみ


例えるなら、これは海岸のゴミ拾いのようなもの。


砂浜に打ち上げられたゴミを拾っても、

家庭や工場から出すゴミを減らさない限り、綺麗な状態を維持することはできないですよね。


その時は綺麗になっても、一ヶ月後に行ってみると、また元のようにゴミだらけになっている、、


海岸のごみ拾いは尊いことではあるけれど、それと同時に大元の原因とも向き合わなければいけないわけです。


まずは、それが起こっている原因を修正する。

これが、本来力を入れたいところです。




魚より多い


余談ですが、世界経済フォーラムの調査によると、

≫このペースで進めば、2050年には海中のプラスチックごみの量は、魚より多くなると予測されています。Σ(・□・;)


こういうレポートを読むと、人間が文明を発展させることは、地球にとってプラスなのか?

ということを考えさせられますね。


便利に暮らすための発明を続けるのであれば、心を養う教育もセットで行わないと、地球がもたない。


最近よく聞くようになった【サステナビリティ】という言葉は、一人一人が考えなくてはいけない緊急の問題なのではないかと思います。



■ サステナビリティ(sustainability)


直訳すると、持続可能性。

自然環境や人間社会などが長期にわたって機能やシステムを失わずに、

良好な状態を維持させようとする考え方のこと。





話を戻して。


先ほどの


・食事制限で体重を落とそう

・走って脂肪を燃焼させよう



という取り組みは、

間違ってはいませんが、

あくまで対処療法です。

根本的な原因を改善する手段ではありません。



スリムな体を長期的にキープしたい!

と思ったら、

スリムな体を持続できるライフスタイル

を作ることに取り組みたいですね。



「え、食事制限をすれば太る原因がなくなる気がするんだけど、それって根本解決にならないの??」



と思われたかもしれませんが、

やりたいことは、

持続可能なライフスタイルです。



「この先もずっと食事制限」

というわけにはいかないですよね。


続けるの、むり。


なので、もっと別の方法で取り組みたいのです。




ごみを出し、ちゃんと寝る


では、食事制限でなければ何をするのか?

やりたいのは、体のシステムを整えることです。


具体的には、

『排泄』『睡眠』

を整えていきます。



人の体の調整は、主に排泄と睡眠で行うので、

ここが正常に動いていれば、

良好な状態を保つことができます。




■ 排泄

排泄が進むように、腸の機能を整える。

毎日食物繊維が豊富な食材をとり、腸を掃除する。

内臓はストレスに弱いので、リラックス時間を増やす。


■ 睡眠

体全体の機能を回復させるために、質のよい睡眠をとる。

寝る前30分は静寂な時間を過ごし、

睡眠中は電磁波が出るものは全てオフに。




この2つがちゃんと機能していないと、太ります。


排泄の状況が悪いと老廃物がたまって太るし、

睡眠の質が悪いと脂肪の分解がはかどりません。



日々ゴミを出し、ちゃんと寝ることで体を整える。



これが、やりたいことです。




  *   *   *




今日は、

「5年間リバウンドしてない人がやってること」

というテーマでお話をさせていただきました。


もうリバウンドはしたくない!

と思ったら、

スリムな体を持続できるライフスタイル

を取り入れていきたいですね。



ちなみに、

食べ過ぎて太っている場合は

量を減らす必要がありますが、

それは「食事制限以外の方法」で行います。



食事制限以外で食べる量を減らす方法??



なんじゃそりゃ

と思ったら、

≫こちらで分かります