体質別ダイエット講師の細江啓太郎です。

エステを営んでいる方から、

「ダイエットのアドバイスをしてもお客様が行動してくれないんです。。」

というお悩みを聞きました。

今日はこの解決策をお話します。






どんなアドバイスを行っているかお話を伺ってみると、

・食事を減らすことをすすめている
・栄養バランス良く食事しようと話している


ということでした。



「やせるためにできるだけ食事を減らしたほうがいい」

「綺麗に痩せるには栄養バランスを考えた食事がいい」



というのはその通りなのですが、

正しいことを聞いたからと言って、

本人が行動するとは限りません。



日常に新習慣を取り入れるには、

最初の一歩を踏み出す動機

が必要なんです。




2つセットで


~したほうがいいというのは、

頭の理解を促していますよね。


行動するにはこれに加えて、

もう一つ必要な要素があるんです。



新しい習慣を作る際は、頭の理解にプラスして、感情が動く体験も必要です。


これがセットになって、はじめて行動につながります。



食事制限はもともとお勧めしていませんが、

栄養バランスの良い食事を勧める際など、

感情を動かす工夫をしたいですね。




これなら私やせそう!


感情を動かすコツは、

「これなら私やせそう!w」

とワクワクさせること。


やる気スイッチがONになっていれば、

提案した方法を実践しやすくなります。



ポイントは次の3つです。



1.相手に合わせた説明をする

2.似た状況の事例を解説する

3.話し手がワクワクしている






■ 1.相手に合わせた説明をする


人はそれぞれ状況が異なるので、

それを踏まえて話をしていくとよいです。


例えば、

「太ってるから栄養バランスのよい食事をしたほうがいい」

ではなく、

「あなたは~という状況だから、それを解決するためには栄養バランスのいい食事が有効」

と、その人に合わせた話をするなど。


「これは私仕様にカスタマイズされたものなんだ!」

と感じてもらえる工夫が大事です。




■ 2.似た状況の事例を解説する


その人が未来をイメージできるように、

自分自身のダイエット体験談や、

他の人の結果が出ている話をします。


痩せるまでのプロセスを追体験できるように、ストーリーを活用すると◎です。




■ 3.話し手がワクワクしている


そして何より大事なのがこれ。


相手の理想が叶った未来を想像して、ワクワクできるかどうか!w


まるで自分事のように捉えて喜ぶことができたら、

その感情は相手に伝わっていきます。



以上3つ。


新しい習慣を作る場面では、

頭の理解にプラスして、

【感情が動く体験を提供する】

ということを行ってみてください。



  *   *   *



今回は、

「アドバイスをしても相手が行動しない時の解決策」

をお話させていただきました。


似たような状況になっていたら、

・相手の状況を聞くように努めているか?
・こちら側の一方的な話になってないか?


ということを振り返ってみてください。


もし、

『相手の状況に合わせた話ができない、、』

という場合は、

≫こちらで解説をしています