なぜやる気が出ないのか？

私は仕事などで疲れてくると、まとまった休みをとり、都会から離れるようにしています。

沖縄の海に行くこともあれば、群馬の山奥に行くこともあるけれど、基本的には大自然を体感できるところに行くようにしています。

単純に自然が好き！ということもありますが、海や山の中に入ると、仕事のことなどが全て吹っ飛んで、脳を一回リセットできるからです。

例えば、海でおもいっきり遊んでいいる時に、「ホームページのデザインはどうしようかな…」なんて考えないし、

雪山でスノボをおもいっきり楽しんでいる最中に、「プレゼンの資料揃えなきゃ！」なんてことは浮かんできません。

普段のルーティーンの思考を一回断ち切るためにも、意識的に自然に触れるようにしています。

先日、都内では珍しく雪が積もりました。チェーンを巻かない車が立ち往生したり、雪かきをしている人などをあちこちで見かけました。

私も新雪を踏む感触を楽しみながら、転ばないようにそ～っと、そ～っと歩いていました。

この瞬間は意識が100%足元に集中しているので、他のことは一切頭に浮かんできません。

普段の生活では常に何かに思いを巡らせていて、歩いている時も、ご飯を食べている時も、頭の中がザワザワしがちです。

考え事をしていると言えば聞こえはいいですが、私の場合、“思考がただ泳いじゃってるだけ”ということの方が多いです。

そんな風に脳を活動させ続けていれば、やがてはエネルギーを使い果たし、次第にやる気を失っていきます。

私達も連日残業が続けば、

「休みがほしい！！」

と思うように、脳も、

「休みをくれーー！」

と叫んでいるのでは!?

そんな時は、わずかな時間でも何かに集中すれば、余計なことが頭に浮かんでこないので脳を休めることができます。

私達が休みをとった後、また元気に働けるように、脳も休めば、また元気に働いてくれるはず。

もし今度雪が降ったら、おもいっきり雪かきでもして脳を休ませてあげて下さい。

リセットされた脳から、創造的なアイデアが浮かんでくるかも。

頑張りすぎると、確実に筋肉痛になりますけどね。

$和作美ダイエット学院・細江 啓太郎