A.胃に物が残っている状態で寝ると成長ホルモンが出ないから

人間は寝ると、骨や筋肉の成長を促す
成長ホルモンが出るのですが、

このホルモンには脂肪を分解する働きもあります。

寝ている時に成長ホルモンが出ると、脂肪
分解が促進され、脂肪が燃えやすい状態になるのです。


しかし、寝ている時に成長ホルモンが出る
ためにはある一つの条件があります。

それは「空腹」であることです。

食べた物は、4時間以上かけて胃から腸へ
と移動していきますが、胃に物が残ってい
る状態で寝てしまうと、成長ホルモンが出
にくくなってしまいます。


そのため、夕食から寝るまでの間は
4時間以上空けたほうがいいのです。

しかも、夜寝る時に食べ物が胃に残ってい
ると、そのほとんどはインスリンの働きで
中性脂肪に変わり、体内に蓄積されてしまいます。

夜は日中に比べて活動レベルが低くなるた
め、炭水化物を多く摂ってしまうとエネル
ギーが余り、中性脂肪として蓄えられやすくなります。

ダイエット中なら、夕食はエネルギー源と
なる炭水化物は減らして、野菜や海藻類を
中心に、豆腐などの植物性のタンパク質を
食べるのが理想です。