A.インスリンの働きで栄養素が脂肪に変わってしまうから

食べ物を食べると、すい臓からインスリン
というホルモンが出るのですが、

インスリンには、血液中のブドウ糖を必要
とする細胞に振り分ける働きがあります。

しかし、細胞がエネルギーを必要としてい
ない場合、インスリンは血液中の余ったブ
ドウ糖を脂肪として蓄えます。


夕食後は、日中のようにエネルギーを必要
としないため、食べた栄養素がエネルギー
として消費されず、脂肪として蓄えられや
すくなります。

しかも、夜は副交感神経が優位になってお
り、体がエネルギーを蓄えやすい態勢が整っています。


つまり、夜寝る前に食事をすると、インス
リンや副交感神経のはたらきによって、食
べたものがほとんど脂肪として蓄えられる
から太ってしまうのです。