助っ人と徘徊老人 | yuruyurumamaのひとりごと~ふたたび

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10年近くやってきたヤフーブログから引っ越してきました。
また新しい世界で日常を書いていきます。

 

同じマンションの8階に住むNさん。

 

いよいよマンションを売って

サービス付き高齢者向け住宅に

転居されるようになりました。

 

そのお別れ会というほどでもないのですが

上の階のSさんと三人で

ご近所のレストランに行ってきました。

 

 

アメリカに永住権を持ってらっしゃるNさん。

 

お話がグローバルで

お孫さんの教育に関連して

今のアメリカの若者事情など

それはそれは面白いお話が聴けます。

 

せっかくお知り合いになったのですが

「これからそうそうお会いできないですね」というと

移る先は徒歩でも30分くらいなので

「定期的にこんな会をしませんか?」と。

 

大賛成です。

 

数か月後のお引越しなので

その後は見学をかねて

ご自宅拝見となるかもしれません。

 

クローバー クローバー クローバー クローバー クローバー

 

糸島の豚を使ったトンカツ。

 

デミグラスソースがきいて美味しかったです♪

 

 

下差しやっぱりやめておけばよかった・・。

 

濃いめのコーヒーが出ましたが

やはり睡眠妨害となりました💦

 

 

下差しこちらのクリームプリュレ。

 

今までで最高だったかも♪

 

 

お店を出て近所の商店街から

わたしたちのマンションへ。

 

 

途中、新しいお店を発見!

 

どうもカフェがオープンしたようです。

 

 

最初、この地域に引っ越してきたとき

ここはマッサージのお店でした。

 

その後、自転車屋さんになり

今はおしゃれな店構えのカフェ。

 

高齢者も多いですが若者も多くいる地域なの

きっと繁盛することでしょう。

 

このまま上の階のSさん宅で二次会。

 

二時間ほどおしゃべりが続きました。

 

わたしはその後、約束があったので

午後4時過ぎに解散となりました。

 

クローバー クローバー クローバー クローバー クローバー

 

「助っ人と徘徊老人」などと

妙な題名を付けましたが

まずは「助っ人」について

書いていきましょう。

 

 

部屋に戻って着替え、地下鉄駅へ。

 

向かった先はいつもの練習スタジオ。

 

 

ただし、メンバーは違います。

 

こちらはキーボード担当T君の

お父さま率いるバンドです。

 

今夜、彼らのバンドの裏方として

わたしも参加することになったので

その音合わせです。

 

ハモリ担当ですがたったの2曲なので

30分もあれば終わってしまいました。

 

ドラム担当のKさんから

「女の気持ち」読みましたよと

声をかけられました。

 

同じ新聞をとってらっしゃるようで

わたしの名前に気付かれたようでした。

 

終わって今まで通らいない道へ。

 

 

壁のラクガキの汚いこと!

 

このあとロフトに寄って文房具を購入して帰宅。

 

天神の空に月が見えていました。

 

 

さて、一方の「徘徊老人」についてですが~。

 

このスタジオに行く途中

いつもの道を歩いていると反対側から

乱れた白髪の女性が

こちらをじっと見ていることに気が付きました。

 

小さな声で「おくさん・・ちょっと」

 

近寄っていくと

「わたし、今から帰ろうと思うのですが

あたまが変になってしまって・・・」

 

「こんなこと初めてなんですが

あたまがボーっとして何もわからなくなりました」

 

家を尋ねてももちろん分かりません。

 

「携帯電話はお持ちですか?

ご家族にお電話してみましょうか?」

 

バッグから折り畳み式の携帯を出されたので

了解を得て短縮ボタンをプッシュ。

 

息子さんだということでしたが

「この番号はただいま使われておりません」のメッセージ。

 

では警察に電話しましょうねというと

かたくなに拒否されます。

 

できればあまりおおごとにしたくない、と。

 

ご自分で1933年生まれだと言われ

ご主人に先立たれて寂しい・・・と。

 

部屋のカギがついた運転免許証で住所を確かめましたが

我が家の近くのマンションにお住いのようです。

 

しかし、道で突っ立っていても埒が明きません。

 

側に行きつけのクリーニング屋さんがあったので

中に一緒に入り事情を話して

店主のMさんから110番していただきました。

 

わたしはスタジオに5時までには行くと

メールをしていたので

約束の時間が迫ってきています。

 

あとはMさんにお任せして地下鉄駅へ。

 

店を出て歩きだしたときパトカーに遭遇。

 

車の窓越しに簡単に事情を伝えておきました。

 

さて、練習を終え、帰宅の途中

お礼を言おうとクリーニング屋さんに行くと

もうお店のシャッターが閉まっていました。

 

その時、お店の横のブロック塀に

よく似たお年寄りが・・・。

 

先の女性です。

 

服装はおしゃれな紫のツーピースから

白いものに変わっていましたが

同じバッグと同じ靴。

 

間違いありません。

 

お隣には中年の女性が座り

話に耳を傾けていました。

 

こちらから言葉がけしても

覚えてはいらっしゃらないでしょうから

横を素通りしていきましたが

その後の経緯を知りたいものです。

 

 

 

クリーニング屋さんで女性をお引き渡し後

パトカーできっとご自宅へと

送っていかれたことでしょう。

 

そして洋服を着替えてまた

外出されたとしか思えません。

 

人恋しいのでしょうか。

 

またどこかで道行く人に尋ねながら

徘徊されるのでしょうか。

 

 

クリーニング屋さんのMさんと話したものでした

「明日は我が身」ですね・・・と。