「今度生まれたら」あなたはどうする? | yuruyurumamaのひとりごと~ふたたび

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10年近くやってきたヤフーブログから引っ越してきました。
また新しい世界で日常を書いていきます。

 

GWが始まりました。

 

福岡市、快晴です!!

 

 

今日、明日とセカンドハウスに行こうと言っていた夫。

 

何時に出発する?と声を掛けましたが

ちょっと考えさせてと言いながら

動こうとしません。

 

今日は気分が乗らないのかな?

 

ということでわたしはブログを書きます。

 

クローバー クローバー クローバー クローバー クローバー

 

 

秋にバッサリと切られてしまったこの木たち。

 

春になって勢いを増してきました。

 

このまままた元の大きさに

早くなってほしいものです。

 

 

アボカドの新芽が開いて

さらに大きくなってきました。

 

ここからどんな成長を始めるのか~楽しみ!

 

 

昨夜、久しぶりの

大濠公園ウオーキングへ。

 

 

幻の城はまだライトアップされていました。

 

午後8時3分

餃子フェスはちょうど閉店したばかりで

スタッフの方が入り口を閉じようとしているところ。

 

 

賑わいはどうだったのでしょう。

 

昨夜は走っている人や

歩いている人はあまりいませんでしたが

 

下差し一人だけ、疾走している人が・・・

 

 

ベンチには若いカップル♪

 

 

こういう光景を見ると

「これからの日本を背負うのはあなたたちよ」と

心の中でエールを送りたくなります。

 

クローバー クローバー クローバー クローバー クローバー

 

先日読み終わったこの本。

 

内館牧子の三部作のひとつ。

 

「今度生まれたら」

 

 

70歳になった佐川夏江は、夫の寝顔を見ながらつぶやいた。
「今度生まれたら、この人とは結婚しない」
夫はエリートサラリーマンだったが

退職後は「蟻んこクラブ」という歩く会で

楽しく余生を過ごしている。
2人の息子は独立して、別々の道を歩んでいる。
でも、実は娘がほしかった。
自分の人生を振り返ると

節目々々で下してきた選択は本当にこれでよかったのか。

進学は、仕事は、それぞれ別の道があったのではないか。
やり直しのきかない年齢になって

夏江はそれでもやりたいことを始めようとあがく。

2大ベストセラー『終わった人』

『すぐ死ぬんだから』の著者が放つ

最新「高齢者」小説!

 

最後のくだり~「最新の高齢者小説!」が

気に入りませんが爆  笑

とても面白かったです。

 

71歳の女性の心情をまるで見透かされたよう。

 

(70)というこの字面が衝撃的だという主人公の気持ち

まさにその通りでした。

 

七十代に入って分かるが、六十代は若い。

というのも振り返れば五十代が見える。

八十代なら残りの人生が見える。(略)

一方、老人なのに老人になりきれてないのが

七十代だ。

 

おっしゃる通り!!

 

そして世間で言われる高齢者へのエールの言葉の数々。

 

「やる気があればなんだってできる」

「何かを始めるのに年齢は関係ない」

「何かを始めようと思ったときが一番若い」

 

これらの言葉にことごとく反発する夏江。

 

少々言葉が荒っぽい主人公ですが

言いたいことがバンバン伝わってきます。

 

わたしも夏江同様

(69)まではそうでもなかったのですが

(29)から(30)になった時の落ち込みに

似た感情がわいてきました。

 

数字の魔力をひしひしと感じましたね・・。

 

年齢を忘れて~とはよく言われますが

これを突き付けられると

今までと何ら変わらない内面の自分自身と

(70)になった自分がせめぎあいます。

 

義母がよく言っていました。

 

「わたしは今でも気持ちは18歳で全く変わらん。

でも(70)(80)(90)と世代が上がるたびに

ガタンガタンと体力・気力が落ちていくんよ」と。

 

義母が生きた年齢まで

まだ20年以上ありますが

主人公のように悶々としながら

何か打開策を見つけられるかわかりません。

 

今のところ、健康で家族に迷惑をかけることなく

自分の楽しみを日々見つけていますが

(80)(90)になったときのわたしは

いったいどうなっているのでしょうね。

 

「もう」なのか「まだ」なのか

ここが正念場です。