GWが始まりました。
福岡市、快晴です!!
今日、明日とセカンドハウスに行こうと言っていた夫。
何時に出発する?と声を掛けましたが
ちょっと考えさせてと言いながら
動こうとしません。
今日は気分が乗らないのかな?
ということでわたしはブログを書きます。
秋にバッサリと切られてしまったこの木たち。
春になって勢いを増してきました。
このまままた元の大きさに
早くなってほしいものです。
アボカドの新芽が開いて
さらに大きくなってきました。
ここからどんな成長を始めるのか~楽しみ!
昨夜、久しぶりの
大濠公園ウオーキングへ。
幻の城はまだライトアップされていました。
午後8時3分
餃子フェスはちょうど閉店したばかりで
スタッフの方が入り口を閉じようとしているところ。
賑わいはどうだったのでしょう。
昨夜は走っている人や
歩いている人はあまりいませんでしたが
一人だけ、疾走している人が・・・
ベンチには若いカップル♪
こういう光景を見ると
「これからの日本を背負うのはあなたたちよ」と
心の中でエールを送りたくなります。
先日読み終わったこの本。
内館牧子の三部作のひとつ。
「今度生まれたら」
70歳になった佐川夏江は、夫の寝顔を見ながらつぶやいた。
「今度生まれたら、この人とは結婚しない」
夫はエリートサラリーマンだったが
退職後は「蟻んこクラブ」という歩く会で
楽しく余生を過ごしている。
2人の息子は独立して、別々の道を歩んでいる。
でも、実は娘がほしかった。
自分の人生を振り返ると
節目々々で下してきた選択は本当にこれでよかったのか。
進学は、仕事は、それぞれ別の道があったのではないか。
やり直しのきかない年齢になって
夏江はそれでもやりたいことを始めようとあがく。
2大ベストセラー『終わった人』
『すぐ死ぬんだから』の著者が放つ
最新「高齢者」小説!
最後のくだり~「最新の高齢者小説!」が
気に入りませんが
とても面白かったです。
71歳の女性の心情をまるで見透かされたよう。
(70)というこの字面が衝撃的だという主人公の気持ち
まさにその通りでした。
七十代に入って分かるが、六十代は若い。
というのも振り返れば五十代が見える。
八十代なら残りの人生が見える。(略)
一方、老人なのに老人になりきれてないのが
七十代だ。
おっしゃる通り!!
そして世間で言われる高齢者へのエールの言葉の数々。
「やる気があればなんだってできる」
「何かを始めるのに年齢は関係ない」
「何かを始めようと思ったときが一番若い」
これらの言葉にことごとく反発する夏江。
少々言葉が荒っぽい主人公ですが
言いたいことがバンバン伝わってきます。
わたしも夏江同様
(69)まではそうでもなかったのですが
(29)から(30)になった時の落ち込みに
似た感情がわいてきました。
数字の魔力をひしひしと感じましたね・・。
年齢を忘れて~とはよく言われますが
これを突き付けられると
今までと何ら変わらない内面の自分自身と
(70)になった自分がせめぎあいます。
義母がよく言っていました。
「わたしは今でも気持ちは18歳で全く変わらん。
でも(70)(80)(90)と世代が上がるたびに
ガタンガタンと体力・気力が落ちていくんよ」と。
義母が生きた年齢まで
まだ20年以上ありますが
主人公のように悶々としながら
何か打開策を見つけられるかわかりません。
今のところ、健康で家族に迷惑をかけることなく
自分の楽しみを日々見つけていますが
(80)(90)になったときのわたしは
いったいどうなっているのでしょうね。
「もう」なのか「まだ」なのか
ここが正念場です。