[韓国映画] トンマッコルへようこそ | K-POPちょっといい話

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 トンマッコルへようこそ(2005年韓国)

 
朝鮮戦争を背景に、山奥の平和な村「トンマッコル」を舞台にそこにやってきた国軍(韓国軍)と人民軍(北朝鮮軍)、そして連合軍(アメリカ兵)が一か所に集まって、葛藤して和解するというチャンジン監督の同名のヒット演劇を映画化した作品である。

1950年11月朝鮮戦争が真最中だった頃、太白(テベク)山脈の咸白(ハムベク)山の絶壁の中にある村トンマッコルに墜落したP-47D米戦闘機1機。墜落した戦闘機の中には連合軍兵士スミスがいた。トンマッコルに住むヨイル(カンへジョン)はこの光景を目撃して知らせに行く途中で人民軍リスファ(チョンジェヨン)一行に会い、彼らをトンマッコルへ連れてくる。まさにその時、自軍の兵力から離脱して道に迷った国軍ピョヒョンチョル(シンハギュン)とムンサンサン(ソジェギョン)一行がトンマッコルの村長の家を訪ねていた。

国軍、人民軍、連合軍が集まり緊張感が極度に高まるトンマッコル。しかし、銃も見たことがないトンマッコルの人々の前では手榴弾、銃、鉄兜、無線機など彼らが持っている特殊装備は何の力にもならない不思議な物に過ぎなかった。

しかし、戦争の緊張はトンマッコルまでやってきてしまった。トンマッコルに墜落した米軍機が敵軍によって撃墜されたと誤認した国軍が、村を集中爆撃することにしたこと。この事実を知るようになった国軍、人民軍、連合軍は韓国戦争史上類例がない連合共同作戦を繰り広げることにする。

 

800万人動員。2005年第26回青龍映画賞で男優助演賞(イムハリョン)、女優助演賞(カンヘジョン)、韓国映画最高興行賞を受賞。2006年第43回大鐘賞映画祭で女優助演賞(カンヘジョン)を受賞。

 

南北朝鮮軍兵士や国連軍のアメリカ人兵士がそれぞれの事情を抱えながら打ち解け合っていく過程が面白かった。いつも髪に花を挿している少女カンへジョンの無邪気な姿に癒された。

 

カンへジョン

 

日本版ポスター

 

<終わり>