[韓国映画] お嬢さん | K-POPちょっといい話

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お嬢さん(2016年韓国)

 

「オールド・ボーイ」のパクチャヌク監督が、イギリスの人気ミステリー作家サラウォーターズの小説「荊の城」を原案に、物語の舞台を日本統治下の韓国に置きかえて描いたエロティックサイコスリラー。

 

1930年代、日本統治下の韓国。スラム街で詐欺グループに育てられた少女スッキ(キムテリ)は、藤原伯爵と呼ばれる詐欺師(ハジョンウ)からある計画を持ちかけられる。それは、莫大な財産の相続権を持つ令嬢・秀子(キムミニ)を誘惑して結婚した後、精神病院に入れて財産を奪い取ろうというものだった。

 

計画に加担することにしたスッキは、人里離れた土地に建つ屋敷で、日本文化に傾倒した支配的な叔父の上月(チョジヌン)と暮らす秀子のもとで、珠子という名のメイドとして働きはじめる。しかし、献身的なスッキに秀子が少しずつ心を開くようになり、スッキもまた、だます相手のはずの秀子に心惹かれていく...

 

428万人動員

 

第37回青龍映画賞で主演女優賞(キムミニ)、新人女優賞(キムテリ)、第53回百想芸術大賞で映画部門大賞(パクチャヌク監督)を受賞。出演俳優のハジョンウ、チョジヌン、キムヘスクは同じ日本統治下の時代背景の映画「暗殺」と同じである。キムテリは1500:1の倍率をクリアし、オーディションに合格した。

 

キムミニ&キムテリが美しい。韓国映画史上最も熱くて切ない2人の女性の団結である。特にラスト20分からの映像は美しくも儚い。パクチャヌク監督は「映画の構成上、初めてではなく2回目に見た時により見えることが多く、楽しさを感じることができる」と語ったが、確かにそうだ。

 

 

<出演者>

キムミニ

 

キムテリ 1500:1の倍率をクリアしてキャスティング。本作がデビュー作となったが、8つの新人賞に輝いた。

 

ハジョンウ

 

チョジヌン

 

キムヘスク

 

 

キムミニとキムテリ

 

ハジョンウとキムミニ

 

キムテリ

 

キムテリ、パクチャヌク監督、キムミニ

 

<ポスター>

 

 

日本版ポスター

 

<終わり>