Nizi Projectは韓国のJYPエンタテインメントと日本のソニーミュージックがコラボレーションしてガールズグループを選抜するグローバルオーディションプロジェクトである。
JYPとソニーの両社はメンバー選抜からトレーニング、企画、制作、マネジメントまですべての過程を共同で進める。2019年夏、日本の8都市、米国ハワイとロサンゼルスの計10地域でオーディションを開いた。9月には1万人を超える応募者の中、26人を選んだ。
テレビ放送はシーズン1と2に分かれる。2019年7月から約1ヶ月間進行されたオーディションと最終的なデビュー組を選ぶためのサバイバル過程を収めたシーズン1と、シーズン1で選抜されたデビュー組13人のトレーニング過程を収めたシーズン2が放送される。シーズン2は2020年4月17日から日本の地上波日本テレビで毎週金曜日0時59分(木曜深夜!)に特別バラエティー番組「虹のかけ橋」として放映される。
パクジニョンと日本の有名プロデューサピコ太郎(古坂大魔王)が一緒に出演する。パクジニョンは「地上波プログラムで練習生を紹介して新しいニュースを伝えることができてうれしい。多くの方々が視聴していただき、関心と応援を送っていただきたい」と出演所感を伝えた。
ピコ太郎は「韓国のレジェンドであるパクジニョンプロデューサーとの放送が非常に期待される。今回のオーディションには本当にとんでもない、ものすごい才能が集まった。プロデューサーとしてこれらの魅力をよく伝達する」と期待感を表わした。
選抜された最終メンバーにより結成されたグループは、2020年11月にデビューする。
最終デビュー候補13人を紹介する(五十音順)。
韓国で6ヶ月間のトレーニングを受けて、そこでデビューするメンバーを決定する。なお、シーズン1で最終デビュー候補14人に選ばれた尾崎すずは辞退した。
新井彩花(Arai Ayaka) 2003/06/20
アンユナ(Ahn Yuna) JYP練習生 2004/01/19
池松里梨愛(Ikematsu Riria) 2002/09/20
井上あかり(Inoue Akari) 2004/09/03
大江梨久(Oe Riku) 2002/10/26
小合麻由佳(Ogou Mayuka) 2003/11/13
尾崎すず(Ozaki Suzu) 2001 → 辞退
勝村摩耶(Katsumura Maya) 2002/04/08
鈴野未光(Suzuno Miihi)JYP練習生 2004/08/12
花橋梨緒(Hanabashi Rio) 2002/02/04
平井桃伽(Hirai Momoka) 2004/08/24
ヒルマンニナ(Hillman Nina) 2005/02/27
山口真子(Yamaguchi Mako)JYP練習生 2001/04/04
横井里茉(Yokoi Rima)JYP練習生 2004/03/26
新井彩花(Arai Ayaka) 2003/06/20
シーズン1では、パクジニョンから「新井彩花さんを見てスジを思い出す。家に帰っても新井さんが頭から離れない」と言われたビジュアル練習生だ。シーズン1のダンスレベルテスト16位、ボーカルレベルテスト18位、最終14位ギリギリで通過した。
アンユナ(Ahn Yuna) JYP練習生 2004/01/19
2017年からJYP練習生である。父が日本人、母は韓国人であり、日本語が流暢である。子役モデル出身。幼い頃から韓国でキッズモデルとして活動した。2010年にはキッズモデル選抜大会で大賞を受賞した。シーズン1のダンスレベルテスト8位、ボーカルレベルテスト8位、最終6位で通過した。
池松里梨愛(Ikematsu Riria) 2002/09/20
avexのダンスボーカルグループα‐X's(アクロス)で活動。シーズン1のダンスレベルテスト3位、ボーカルレベルテスト6位、最終12位で通過した。
井上あかり(Inoue Akari) 2004/09/03
シーズン1のダンスレベルテスト10位、ボーカルレベルテスト9位、最終11位で通過した。
大江梨久(Oe Riku) 2002/10/26
シーズン1では放送分量が少なかったが、ダンス、ボーカル評価ともに上位に食い込んだ影の実力者である。シーズン1はマコ、ミイヒ、マヤ、リマに続き、最終5位で通過した。なお、ダンスレベルテスト6位、ボーカルレベルテスト4位であった。
リクはダンス、ボーカル、スター性、人柄のすべてでキューブを獲得した。キューブを4つ獲得した参加者はJYP練習生の4人(マコ、ミイヒ、リマ、ユナ)、リクとマヤの6名のみだ。
小合麻由佳(Ogou Mayuka) 2003/11/13
シーズン1では放送分量が少なかったが、ダンスレベルテスト21位、ボーカルレベルテスト24位ながら、最終13位で通過した秘密兵器だ。
尾崎すず(Ozaki Suzu) 2001 → 辞退
シーズン1のダンスレベルテスト5位、ボーカルレベルテスト5位、最終8位で通過した実力者だが、シーズン2の参加メンバーに名前がなかったことから辞退した模様。
その後、2020年4月17日放送「スッキリ」で辞退の理由を
「自分が本当にアイドルになりたいのか?と思ったり、東京合宿で会ったみんなが比べものにならないくらいレベルが高くて、私がこの子たちについていけるかという不安もあって結構悩んだ。韓国合宿に行けなかったみんなにもすごく申し訳ないし、見ている方もすごく残念な気持ちになる。本当に申し訳ないという気持ちしかない」
と語った。
勝村摩耶(Katsumura Maya) 2002/04/08
YG Japan練習生出身。シーズン1はJYP練習生のマコ、ミイヒに続き、最終3位で通過した。なお、ダンスレベルテスト12位、ボーカルレベルテスト12位であった。ダンス、ボーカル、スター性、人柄のすべてでキューブを獲得した実力者だ。キューブを4つ獲得した参加者はJYP練習生の4人(マコ、ミイヒ、リマ、ユナ)、リクとマヤの6名のみだ。
鈴野未光(Suzuno Miihi) JYP練習生 2004/08/12
ミイヒ、みいひ。TWICEコンサートを観に行った際にJYPにスカウトされ2019年JYP練習生になった。東京合宿のダンスレベルテストでパクジニョンから「指摘するところがない」と最高の評価を受けた。
シーズン1のダンスレベルテスト2位、ボーカルレベルテスト3位、マコに続き最終2位で通過した。
一部の韓国のファンたちが「キム・ミヒ」という韓国ニックネームを付けた人気者だ。
花橋梨緒(Hanabashi Rio) 2002/02/04
EXILEで有名なLDH傘下アカデミーEXPG出身。シーズン1のダンスレベルテスト9位、ボーカルレベルテスト13位、最終10位で通過した。
平井桃伽(Hirai Momoka) 2004/08/24
TWICEモモ(平井もも)と一文字違いの名前と15歳ながら大人っぽい容貌で注目された。シーズン1のダンスレベルテスト15位、ボーカルレベルテスト11位、最終9位で通過した。
ヒルマンニナ(Hillman Nina) 2005/02/27
アメリカ・ワシントン州出身で2017年から名古屋に住んでいる。シーズン1のダンスレベルテストは24位と苦戦したが、ボーカルレベルテストで2位に躍進した。最終7位で通過した。
山口真子(Yamaguchi Mako)JYP練習生 2001/04/04
福岡県八女出身。2017年13期JYP公開採用オーディションで総合3位となり練習生生活を開始した。JYP練習生になって2年7ヶ月、かわいいなのかカッコいいなのか自分のコンセプトが見つからず悩むマコにパクジニョンは「僕たちはみんな元々特別だからコンセプトは必要ない。自分らしくありのままでいて下さい」と声を掛けた。
さらに、ダンスレベルテストでパクジニョンから「オーディションを見て涙を流したのは初めて。感動した。歌手になる準備がすべて出来ている」と絶賛された。
優れたダンスの実力で注目を集めており、ボーカルの実力も良い。シーズン1ではダンスレベルテスト、ボーカルレベルテストともに1位、最終1位で通過した。
横井里茉(Yokoi Rima)JYP練習生 2004/03/26
2019年からJYP練習生。父親はラッパーZEEBRA、母親は中林美和である。シーズン1のダンスレベルテストでは、Wonder Girls ”Irony"でイントロに自作の英語ラップを入れた。父親ZEEBRAのソロデビュー作「THE RHYME ANIMAL」はすべてのバースで韻を踏んで日本語ラップにおける押韻の方法論を提示したと言われたが、リマのラップも全部踏んでいた。
シーズン1はマコ、ミイヒ、マヤに続き、最終4位で通過した。なお、ダンスレベルテスト7位、ボーカルレベルテスト7位であった。
<終わり>