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星空の彼方に

ケイティが妄想にふける宇宙の未来

ヤル気も何も起きないもんだから、てつの誘いに乗って山梨行った。

行っても、何もなかったけど。温泉はいってグダグダした道通っておわり。


てつが大学行ってる間俺はブックオフで本をあさる。

せっかくだから手にとってみる。


うん、どれも自分がなにか知ってるというものしかとっていなかった。
本に出てくる主人公がまじめなんであいつを重ねてしまう。あいつは主人公タイプなんだなきっと。


途中、カーネギーの本を探してみたがこれまた見つからず。


テキトーに本買ってデニーズに行こうとしたが、授業終わってる時間だったので行けず。


しかし、まあ、漫画読んでても自分の視野って狭いもんだなと、つくづく思う。ベックっていうアンダーグラウンドでのバンド漫画読んだけど、青春あり、いじめあり、恋あり、社会とのつながりあり。
フィクションとはいえ知らない世界を見ると、なんか気持ちがかわるというか

人間いろんな刺激を受けないと吸収も悪いのかと言うか。

車の中の会話でも、自分の語彙の少なさとか、返事の幼稚さがなんとも歯がゆかった。


精進




かえって見ては母親と姉がオレのことについてあれこれ一言申された。

ただ、オレよりも姉の方が重症な気がしてならなかった。
母親には、いつものとおり言い返してしまった。
もっといたわんなきゃいかんのにね。この二人の方がちょっと心が病んでいるからね。
いい言葉を出せなかったし、積極的に言いたかった。


まず自分からほめよう。
うん、自分をほめよう。
今日は思い切った行動をとった。よくやった。家でパソコンの前にいるよりいいぞ。
家族にいろいろ言われたけど、自分をよく信じた。えらいぞ。
その代わり、今日はもう一息頑張れよ自分。


母親へ、今日のカレーおいしかったぞう。母親として息子の反抗にもめげずに積極的なのはよく頑張ったぞ。
姉へ、服似合ってたぞ。弟を思う気持ちはえらいぞ。


はい、おわり。
ほめるって相手の立場になって見ないといけないから、書いてたら少し相手の気持ちがわかってきた。

勉強しているふりも必要だね。
優等生なふりも必要なんだね。


あいつがしでかしたことは二度と起こらせないようにしなきゃ。
心のサインを読み取らなきゃ。


彼が死んでから3日目、

いつもあいつを思い出す。




トイックの後にはっとの兄者と遭遇。

彼について少しだべる@はなまるうどん


家戻って、彼の写っている写真を探したり、IS02のバージョンアップなどをやった。


見てなかったアマガミを見てたら、なんか彼がまだ生きている錯覚が起きる。
彼の大好きな森嶋先輩が映っていたのを見て、これ以上見る気が起きなくなった。
いや、あいつの分のためにも最後まで見るべきなんだろうか。
語れる相手がいなくなったな、ってよりも見る価値が一気にさがったというか。

ニコニコも巡回していたらまた、彼が生きているような錯覚が起きる。
携帯にメールがくる気配、イメージが、ほんとどうでもいい内容の彼のメールが来るんじゃないかって。
そのイメージが強いからか。


よくわかったのが、彼の死で自分の生活が変わってないなってことを実感したことだ。
それと、動画を見ることがあほらしくなってきたと言うか。見る時間を他に当てるべきなんだろとぼんやり思い始めている。てか当てたくなっている。



三日野の卒アルみてたら、彼の一貫性に大変驚いた。あいつは小学校6年時に既に億万長者を目指していた。言葉にできないね。

ちなみに自分の文章は、日本語がおかしかった。

頑張ろうと思う。今から国語でもやろう。



ここで語りつくせないほど、あいつと関わっている気がする。

オクションで迷うたびに、彼に相談し
押し売りに困った時も親身になって助けてくれたり


とにかく、彼のやっていたことを今度はおれらがやる時だと思っている。
俺はやるよ。人を大切にすること。


まずは自分の家族からだね。


1ヶ月で家族のつながりが強くなるとは思っていない。

でも一年も、10年も頑張れば変われるはずだ。その時は自分も変わっているだろう。



勉強と同じように、目標を持って一つ一つ積み重ねていけばいいと思う。

他人のペースではない俺なりのやり方で。


生きる。生きた。生きろ。生きて。



泣くことはないと思った。


笑うしかないと思った。


黙っていたけど、やつのことを口に出すたび、涙が落ちる。


やつの遺体をみた。

眠ってる感じのままだった。


首には痕が


唇にかんだ痕が




何かにこのエネルギーを思い切りぶつけたい衝動に駆られた。

一番ぶつけたい相手は今はもういないけど、



駅近くのお店でお父様のお話があった。


就職活動が一番のショックであったと。
やつが5月から鬱になり、ちょっと暴走気味だったと。

やつのコントロールがきかなかったこと

相当悔やんでいた。



彼もまた、まじめで誠実そうな人だった。



やつの最後は遅くまでレポートを書いて、親と言い合い、2階へ



4時半ごろ異変に気づき、ドアを開け事後を知る。





行動が衝動的であったことに少しほっとしている。


でも、少し前からやつがいつもより衝動的だったのを知っていた。


いうなれば、やつらしくないというか。




やつの行動に何人もが責任を感じている。


それだけ影響があるやつだったのに。





馬鹿なやつだよ。まったく。