Buffaloのオーディオ用HUBに対して「くさい物には蓋」作戦決行!
以前のブログでも書きましたが、ネットワークオーディオ用に導入しているBuffaloのネットワークHUB「BS-GS2016/A」には手を焼いておりました。
というのも、ズッと発生しているわけではないのですが、何かのタイミングでパケットが大量に流れ始めると、「BS-GS2016/A」本体から非常に小さいながらも気になる高周波の信号音なのかLEDのノイズなのか・・・音が聞こえるのです。
普通に音楽を聴いているときであれば何の問題もありませんが、無音状態になったタイミングでこの音が鳴っていると・・・気になって仕方がない!!!
なかなか代わりのHUBも見つからないし、だったらもう「臭いものには蓋」ということで、HUBそのものを別のケースに入れて遮音してしまおう!と思い立ったわけです。
というわけで、ヤフオク!を見ていたらなにやらイイ感じのアルミ製のケースが出品されていたので買ってみることに。
海外(中国)から発送ということでちょっと心配でしたが、まぁ、何とかこんな感じで届きました。
コイツをネジ止めすればケースの出来上がり・・・という事です。
そこそこ雑な感じで段ボール詰めされていましたが、傷などは無くて一安心。
でも、緩衝材として入っていた発泡スチロールの品質が悪く、スチロールくずまみれ・・・
掃除機でバンバン吸いながらなんとかきれいな状態にして組み立て開始です。
組み立て上がればなかなかそれっぽくなってイイ感じです。
重量も4キロ弱あるし、しっかりしています。
ただ、背面は電源穴しか開いていないため、ここから電源ケーブルとLANケーブル数本を引き出すのは…無理だなぁ・・・
本当であれば、背面の板を自力で加工すれば良いのでしょうが、板厚が3mmもあるとなかなか・・・・。
仕方ない。
背面の板はとりあえず外しておくしかなさそうです。
で、ケースは組みあがったので、次は「BS-GS2016/A」をラックから引き抜きます。
で、引き抜いたら本体底面のちゃちなプラスチック製のインシュレータを外します。
そしたら次はこちら。
Amazonで探した熱伝導ゲルシートです。
購入したヤツは200mm×200mm×2mmのシリコン製ゲルシートで、熱伝導率が6W/m・Kということで、スペック上はなかなか優秀なヤツでしたが、もう品切れなのかな?。
やはりHUBも電子機器なので放熱します。
特に「BS-GS2016/A」は放熱用のファンがついていない機種なので、本体のケースから自然放熱する仕組みになっています。
なので、ケースの中に入れてしまうと「BS-GS2016/A」本体が発する熱がケース内に熱がこもってしまい、熱暴走をしたり、最悪の場合故障してしまいます。
なので、「BS-GS2016/A」本体のケースが放熱しているのであれば、その熱をそのまま今回のアルミ製のケースに伝えてあげて、アルミケース全体で放熱をしてあげれば熱暴走や故障のリスクを下げられる!という目論見です。
で、「BS-GS2016/A」の熱源を確認したところ、主に本体の底面が暖かくなっていたので、「BS-GS2016/A」の底面に熱伝導ゲルシートをペトッと載せます。(粘着力が強いわけでは無いのでべっとり貼り付きません)
さすが熱伝導ゲルシート、触るとひんやりして熱を持っていかれる感じです。
で、この状態でアルミケースの中にドン!と入れ、配線の取り回しを・・・
電源ケーブルが一番難物でしたが、PAD製のL字型コネクタ電源ケーブルがあったので、それを使ったらきれいにケース内に収まりました。
で、このままでは「BS-GS2016/A」から発振した音がケース内で反響してしまうため、吸音材をケース内にぺトッと取り付けます。
サイズがデカすぎるので、はさみでチョキチョキして天板と側面に貼り付け、これですべての準備が完了。
最後に天板のビス止めをして完成です。
どーん!
なんだか思いのほか格好イイな。
(まぁ、裏面は格好悪いんですが・・・)
あとは、そのうち背面パネルをちゃんと穴開けして配線の取り回しをしっかりして本格的に密閉すれば完成!!
でも、この状態でもHUBの稼働音は聴こえなくなったのでこのままでも良いかな・・・とか思ったりして。