LG Stylerを使っています | UNTITLED

LG Stylerを使っています

年末、某サイトでオーディオ評論家の麻倉怜士さんの記事を読み、LGエレクトロニクスの衣類用自動スチーマー『LG styler』が欲しくて欲しくて仕方なくなってしまい、ボーナスはPioneerのUDP LX-800を買っちゃったけれど、「えいっ!」と清水の舞台から飛び降りる気持ちで注文してしまいました。

(注文時、Yodobashi.comでは税込み189,000円だったのに、店舗だと税込み20万円越えだったのが解せず、Yodobashi,comで注文してしまいましたが・・・)

 

LG styler ミラー S3MF

LG styler (S3MF)

 

LG styler自体は、かなり前から「LGがこういう物を開発している」と、情報サイトで見たりテレビで見たりして知っていたのですが、「花粉症男としてはこんな機械欲しいけれど、こんなデカいの、置けないよなぁ・・・」と思っていたのですが、もう、注文しちゃったからね。

注文したら最後、置き場所を作るために断捨離、頑張りました!!(笑)

 

注文からしばらくして届いたLG stylerの箱は異様にデカく、持ってきてくれたヤマト運輸さんからも「これ、2階まで上がりませんよ?」と言われてしまったのですが、同じく2階の当方の部屋にほぼ同じタッパで横幅がもう少しある冷蔵庫を上げた事がある事を現物を見て確認してもらい、「ホントはダメなんですけど、階段でこすっちゃったり壁や本体に傷がつく可能性があることを了承してくれるなら・・・」と、無理矢理2階まで上げてもらいました。(ヤマト運輸のおふたり、その節は本当にありがとうございました!!)

 

 

そんな、ヤマト運輸さんにせっかく上げてもらったLG stylerの勇姿を写真で公開しようとしたのだけれど・・・前面ミラー仕上げの「S3MF」を買ってしまったので、写真で写しても全く意味が分からないというか、映えないというか、オイラの部屋の中大公開状態というか・・・

 

なので、勇姿は掲載出来ませんでした。

 

もしご購入を検討されている方は、姿見が必要ないようであればミラーモデル・・・要らないと思います。

 

 

 

さて、コイツが届いてからもう何回使ったでしょうか。

ていうか、ほぼ毎日使っています。

 

会社から帰ってきたらLG stylerにスーツとコートを入れてスイッチオン!

 

休みの日は出かける前にコートを入れてスイッチオン!

 

コイツで蒸してカラッとさせると、着心地が格段に良くなるし、前日の焼き肉臭も全くしないし、完成直後はふわっふわのホッカホカで気分もホックホクなのです。

 

ホント、なんでこういう物を日本の家電メーカーは作らなかったのでしょうか。

 

Panasonicもナノイーや衣類スチーマー製品をバンバン出しているのだから、合わせ技でこういった製品が作れたでしょうに・・・残念です。

 

 

 

そんなLG stylerを使っていて気になったところをご紹介致です。

 

 

まずLG stylerのドアを開くと中身はこんな感じになっています。

 

上部にはハンガーを掛けるバーがあり、ハンガーを掛けられる溝が5本あります。

運転を開始すると、コイツが振動してかけたジャケットやスーツなどがユサユサ揺れ、付着したホコリや花粉などが下に落ちる仕組みになっています。

この辺りの動作は家電量販店でデモンストレーションしていますのでお店でご確認下さい。

 

 

で、ジャケットやスーツ、コートやシャツなどを掛けるハンガー2本が付属しており、ユサユサ揺れたときにジャケットやスーツなどが滑ってズレ、シワが寄らないように方のところに滑り止めが付いています。

 

本体下部にはスチームを噴出させるための水タンクと、庫内に充満したスチームを集めて水として貯めておくタンクが設置されています。

 

しかし、このタンクが見栄えは良いのですがちょこっと曲者で、タンクの給水、排出口の構造上、排水時に水を排出し切れません。

上記の通り給水・排水口の構造に難があるため、排水をしても必ず少し水が残ってしまうのです。

 

まぁ、それはそれで、長期間使わない場合には狭い給水・排水口にティッシュやタオルなどをツッコんで指で上手くグリグリやれば良いので大問題では無いですが・・・日々のメンテナンスを考えるとチョット難がある点です。

 

 

次に、ドア部にはズボンのシワを伸ばすプレッサー的な機構が備わっています。

 

このズボンプレッサーを利用するためには、付属のズボンハンガーでズボンを挟んで専用フックにかけて使用するわけです。

ちなみに、ズボン用ハンガーにズボンを吊すためには、ハンガーのネック部分を手前に曲げるとクリップが開き、ここにズボンを挟んで吊します。

 

で、水タンクの上にはスチームでしっかり蒸された衣類を乾かす熱風の通風口と、庫内に充満したスチームの水分を集めるタンクに水分を通すための穴があり、運転中にスーツなどから落ちたホコリ等がネットに引っかかるようになっているので、ここの定期的なお掃除は必要ですが、掃除機で吸えば大丈夫なのでお手入れは楽ちんです。

 

で、庫内の奥にはスチームの噴出口と熱風の通風口がありますが、ここに専用のアロマシートを入れるためのホルダーが居ます。

このシートホルダーに専用のアロマシートを入れるのですが・・・

 

ん?

なんだか「専用アロマシート」と言う割にはサイズが変じゃない?

 

まあ、細かいことには目を瞑るとして(日本のメーカーだったらちゃんとサイズは合わせるだろうなとは思いつつ)、上手に折りたたみつつホルダーを閉め、ホルダーの蓋を開けてセットすればOKです。

 

ちなみに、アロマシートは1枚で2~3回利用でき、アロマシートが無い場合にはコットンシートにお気に入りの香水を数滴垂らせば利用できるようです。

 

 

 

と、いうわけで、毎日会社から帰ってくるとコートとスーツを庫内にセットして使っています。

 

スーツやコート、ズボンをセットしてドアを閉め、前面の操作パネルにタッチして運転モードを設定します。

 

衣類の匂いやシワを取る「リフレッシュモード」、生地や繊維の種類毎に目的別のケアが出来る「専用ケアモード」、衣類や寝具などの除菌・消臭が出来る「除菌/衛生モード」、雨・雪や梅雨の時期などで湿ってしまった衣類の湿気を取る「乾燥コースモード」から選択でき、運転直後のホッカホカ、ふわっふわのスーツやコートを着たい場合には、出かける時間直前に運転が終わるようにタイマーのセットも可能です。

 

ここでLG stylerを使う上でもう1点、不満に思っていることがあります。

 

それは、「専用ケアモード」でシルクなどの水分や熱などで縮んだり型崩れしてしまう生地のケアをするためには、スマホにLG製品専用のアプリケーション「Smart ThinQ」をダウンロードし、スマホとLG stylerとをWiFiで接続し、LG stylerをアプリに登録して専用のケアモードをダウンロード・設定しなければなりません。

しかし、このアプリにLG stylerを登録する際に、WiFiルータを通してインターネットに接続しに行くようなのですが、我が家の場合、ルーターと端末の通信にはMACアドレス認証を行っており、各端末がルーターに接続するためにはルータ側に端末のMACアドレスを登録しなければならないのですが、LG styler本体のMACアドレスが分から無いため「Smart ThinQ」に登録が出来ず、結果、専用ケアモード用の各種コースをダウンロード出来ないのす。

なので、せっかく機能としては備わっているはずなのに、ネクタイなどの匂い取り等が出来ないのです・・・。

 

ちなみに、LGのサポートに電話をして、どうしたらLG stylerのMACアドレスを確認出来るのか聞いたのですが、「LG StylerのMACアドレスですか?確認出来ません。」と希望は完全に途絶えてしまいました。

 

この点、私としては大きなマイナス点です。

 

 

 

で、運転が終わると、ホッカホカ・ふわっふわで、アロマシートを使っていればほんのりとアロマの香るのスーツやコートが出来上がります。

 

因みに仕上がりはこんな感じになります。

 

ズボンのシワはそこまできれいには取れませんが、折り目はしっかりとキープ出来るので重宝します。

 

で、スーツのシワの中でも、背中の座りジワは流石にアイロンのようにはきれいに取れませんが、腕のシワに関してはかなりきれいに取れます。

 

いやはや、いくつかの問題はあるものの、やっぱり1回使うと手放せなくなってしまいます。

 

 

スーツの他にも、付属品の棚を使えばなかなか洗えないぬいぐるみなどの除菌・消臭も出来ますし、オイラはオーディオ部屋でくるまる為の毛布をハンガーに吊して除菌・ダニ対策に活用しています。

 

あ、最後の最後に1点、改善して欲しい点があります。

 

それは、専用のハンガーやアロマシートを買おうと思うとなかなか厄介で、店頭には売ってないし、ネットショッピングでも買えないので、店頭で取り寄せをしてもらわないといけないのが・・・わけわからんです。

 

 

そんなわけで、もし、買おうかどうしようか悩んでいる方がいらっしゃったら、もう、買っちゃって下さい!

まぁ、最近は韓国に関しては色々思うところが無いわけでは無いですが、これはなかなかの逸品ですよ!!