あくまで、普段通りの行動のつもりだった。スキー板を履いて、急斜面を滑降すること。穏やかな海で、ボディーボードに浮かぶこと。鎖を片手に、山頂に向かう岩場に張り付くこと。あとは、仕事上がりの同僚との飲み会とか。意中の女性と手繋ぎデートとか。充実していた。





ところが。スキー板が外れたり。ボディーボードから落ちたり。鎖が手から滑ったり。いずれも大事故に繋がるアクシデント。更には、回転性の眩暈により。同僚から心配される。楽しい飲み会のはずだったのに。最悪なのはデートよ。お相手は介護ヘルパーじゃないんだぜ。


