他人は他人 | Poco a poco -難病と生きる-

Poco a poco -難病と生きる-

スペイン語の「poco a poco」は、日本語では「少しずつ」「ゆっくりゆっくり」という意味です。遺伝性による難病、脊髄小脳変性症を患っていると診断された2015年7月(当時34歳)以降、少しずつ身体が動かなくなる恐怖と闘いながら、今日を生きる僕の日記です。恐縮です。

27日の0時が過ぎるのを待った。Amazonのサイトを何度もリロードして、その時を待っていた。ソワソワしている。来た。日付が27日に切り替わった。ブラックフライデーは先行セールの開始である。本番は2日後だが。売り切れご免。ちなみに、プライム会員限定の特典ね。

 

貴方が仮にパチンカスだとしようか。どうだろう。全席が設定6(勝ち確)の大盤振る舞い。きっと貴方は狂喜乱舞。まさに僥倖。もしかして、明日死ぬのか。そんな思考に陥るだろう。普段、手が出ない10万円超の高級機。それがまさかの3割引き。あれ、買えるんじゃね。

 

話題はプロジェクターね。照準はモバイル型に絞った。据え置き型ほど明るくなくて構わない。寝る間際しか使わないからだ。その道のプロ(自称)の動画配信者の影響をモロに受けていた。YaberのT2。次点で彼が忌み嫌うAnkerの某製品。曰く、高いのに暗いじゃん――。

 

 

鼻息荒く、彼は続ける。このT2はね、明るいよ。短焦点だし。音も良い。JBLとタイアップしてある中華ブランドは他にないよ。と。動画の中の彼に倣って、Fire TV Stickを差し込むHDMIの変換器をDAISOで事前に購入。安く済ませよう。セールの狂喜に乱舞する人間は間抜け。

 

 

この思考は危険だね。他人は他人。僕は僕。深夜にポチってから、速攻でキャンセル。翌朝、深呼吸をして、次点のNebula Capsule 3 Laserを33%オフで購入。ちなみに、貧乏が加速する買い方じゃない。欲しい物をセールまで我慢する。値引き率に踊らされない。これが大事。