サッカーにおいて、日本代表のレベルはアジアでは頭一つ抜けている。今回から大会のレギュレーションが大きく変更している。ずばり、アジア枠の拡大。アジアだけじゃない。参加枠そのものが大きく増える。言ってみればヌルゲー。相手は中国。FIFAランキングで何位だ。
DAZNに上手く接続できない。民放に切り替える。テレ朝では、世界を知るウッチー、現役に近い目線の槙野と共に、口うるさい松木のオヤジら豪華な解説陣が彩る。ん。松木の歯切れが良くない。松木の真骨頂と言えば、イライラする視聴者の気持ちを代弁するあの迷言集だ。
「ふざけたロスタイム」とか「なんなんすか、これ」とか、枚挙に暇がない。視聴者は、松木から発せられる摩訶不思議な言語に、何故か溜飲を下げる。彼が重宝された時代は、しかしVAR(ビデオ判定)の導入と、アジア内で敵なしとなってからは、陰りが生じている。
杞憂する程のことではない。ただし、民放の中継はつまらないとずっと言われている。教科書通りの実況と、それに合わせる解説陣。違うんだよ。もっと軽快な会話を繰り広げて欲しい。なんてことを考えているうちに、試合が終わった。日本の圧勝。一方的な蹂躙。つまらない。