日本vsスペイン(サッカー男子パリ五輪)@NHK | Poco a poco -難病と生きる-

Poco a poco -難病と生きる-

スペイン語の「poco a poco」は、日本語では「少しずつ」「ゆっくりゆっくり」という意味です。遺伝性による難病、脊髄小脳変性症を患っていると診断された2015年7月(当時34歳)以降、少しずつ身体が動かなくなる恐怖と闘いながら、今日を生きる僕の日記です。恐縮です。

大好物のサッカーだ。A代表ではないが、男子は五輪より。いよいよノックアウトステージだ。対するは強豪国のスペイン。先に行われたEURO2024の覇者。メンバーはだいぶ落としているが。それでもOAを3名きちんと使っている。日本は未使用。加えて海外組も多くない。

 

それでも、ここまで来ることができた。快挙だと言って差し支えないだろう。だってグループリーグ3戦全勝。いずれも無失点というオマケ付き。育成年代からの強化が順当に進んでいる証拠だよ。五輪村での粗末な食事や生活環境と対比する、サッカーの合宿風景も見ものよね。

 

 

だが現実はシビアだった。戦前の予想では日本が有利とか何とか。鵜呑みにして、試合開始を楽しみにしていた。甘かった。ピッチを広く使う相手の戦術に、上手く適応できない日本。スペースを与えれば、強烈なミドルシュートが襲ってくる。相手の先制。苦しい立ち上がり。

 

 

スコアは0-3。だが、それ程の実力差は無かった。前半の終盤、細谷のゴールが取り消される不可解判定。否。VARの介入は分かる。けどな、だったら山田のオフサイド(結果は未遂)シーン。セルフジャッジはいかがなものか。VARを無くせとまでは言わない。だが主役は選手。