車椅子を買おう2 | Poco a poco -難病と生きる-

Poco a poco -難病と生きる-

スペイン語の「poco a poco」は、日本語では「少しずつ」「ゆっくりゆっくり」という意味です。遺伝性による難病、脊髄小脳変性症を患っていると診断された2015年7月(当時34歳)以降、少しずつ身体が動かなくなる恐怖と闘いながら、今日を生きる僕の日記です。恐縮です。

自走式の車椅子を買おうと息巻いている。販売チャネルは、通販サイトAmazonを最優先に考えていた。取り扱い機種の多さ、見やすいUI、配送も無料。更に年に二度の超大型セールがやって来る。車椅子も適用されるだろうか。ワクワク。すると、ケアマネが横から口を出す。

 

ネット通販はあまりお勧めできない――。多少高くても、信頼できるメーカー品を。更にはメンテナンスも見てくれる所を紹介すると。んで、カタログを渡されたが、高いのな。通販サイトの価格の3~4倍はする。そもそもの用途はサブ機。車に積む状況なんて、そうあるか。

 

 

すると、普段世話になっている福祉用具の専門業者の営業さんから連絡が入った。弊社で取り扱っている中古の車椅子はいかがでしょうかと。Amazonで6万円台前半だった製品が、その半値程で購入できる。定期メンテナンスも付いてくる。試しに1週間ほど置かせてもらう。