ゴジラ-1.0 | Poco a poco -難病と生きる-

Poco a poco -難病と生きる-

スペイン語の「poco a poco」は、日本語では「少しずつ」「ゆっくりゆっくり」という意味です。遺伝性による難病、脊髄小脳変性症を患っていると診断された2015年7月(当時34歳)以降、少しずつ身体が動かなくなる恐怖と闘いながら、今日を生きる僕の日記です。恐縮です。

世間は大型連休。天気も良い。絶好の外出日和。そんなに浮かれてどこに行くのか。脚がこんなに痛いのに。眩暈もこんなに酷いのに。加えて誘う相手もいない。かと言って、惰眠を貪るほど耄碌しちゃいない。有益な何かに時間を費やしたい。何か。映画だ。部屋で一人。

 

ゴジラ-1.0

(内容紹介)

舞台は戦後の日本。戦争によって焦土と化し、なにもかもを失い文字通り「無(ゼロ)」になったこの国に、追い打ちをかけるように突如ゴジラが出現する。ゴジラはその圧倒的な力で日本を「負(マイナス)」へと叩き落とす。戦争を生き延びた名もなき人々は、ゴジラに対して生きて抗う術を探っていく。

 

サブスクサービス。Amazonプライムビデオにて、独占配信中だとテレビCMで見た。アカデミー賞にて、視覚効果賞を受賞したという快挙が報道されていたっけ。日本アカデミー賞でも最優秀作品賞ほか同年度最多8部門の最優秀賞を受賞した作品。予備知識はそれぐらい。

 

思いのほか良かった。鑑賞前は、ただのパニックムービーだと予想していた。戦後のストーリーと絡めるとはね。神木隆之介、浜辺美波の他、山田裕貴、青木崇高、吉岡秀隆、安藤サクラ、 佐々木蔵之介らキャスティング陣は、全員分かる。音が良い。あ。これは僕の環境。