花より缶ビール | Poco a poco -難病と生きる-

Poco a poco -難病と生きる-

スペイン語の「poco a poco」は、日本語では「少しずつ」「ゆっくりゆっくり」という意味です。遺伝性による難病、脊髄小脳変性症を患っていると診断された2015年7月(当時34歳)以降、少しずつ身体が動かなくなる恐怖と闘いながら、今日を生きる僕の日記です。恐縮です。

僕はビールが好きだ。愛している。仕事上がりの乾杯ビール。登山のゴール地点で飲むご褒美ビール。罪悪感や背徳感が、ビールの旨さを助長させるのだ。まだ平日なのに。昼間なのに。

 

更に乗せるスパイスは、高揚感とか達成感。だから、仕事上がりのビールや山頂で飲むビールは旨い。今はもう味わえない贅沢。否。まだ希望は残っている。それも、とっておきのやつ。

 

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日本人の心、お花見である。桜が満開になるシーズン。間もなく訪れる季節。僕はこれまで、色んなシチュエーションでお花見を楽しんだ。同僚と大々的に開催した代々木公園や千鳥ヶ淵。更にはデート。当時の交際相手と砧公園(2013年)や靖国神社(2012年)にも訪れている。

 

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更に遡れば、2011年は上野公園。まだまだ病気への関心が薄い時代だった。浮かれていた。だから、毎年のように交際相手を変えていた。手に取る缶ビールの銘柄のようにね。罰が当たったのかもね。バカヤロウと。綺麗な桜に集中しなさいと。目の前の美人に集中しなさいと。

 

桜の写真見せて!

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