裏切りのホワイトカード 池袋ウエストゲートパーク13 | Poco a poco -難病と生きる-

Poco a poco -難病と生きる-

スペイン語の「poco a poco」は、日本語では「少しずつ」「ゆっくりゆっくり」という意味です。遺伝性による難病、脊髄小脳変性症を患っていると診断された2015年7月(当時34歳)以降、少しずつ身体が動かなくなる恐怖と闘いながら、今日を生きる僕の日記です。恐縮です。

まだ病魔が潜むより前の、意識高い系だった痛い時代。2012年の2月にまで遡る。当時は、読書量だけで月5冊を追っていた。なかなか捌けない時の奥の手が、IWAGPシリーズ。読み易い。原作より先に、テレビドラマで知った。長瀬智也と窪塚洋介がカッコよかった思い出。

 

裏切りのホワイトカード 池袋ウエストゲートパーク13

(内容紹介)

真冬の池袋で、超高給短期バイトの情報が駆けめぐる。たった半日で報酬は10万円以上。怪しすぎる誘惑に浮き立つ若者たち。隠された目的は何なのか。そして、募集に使われた闇サイトの運営をめぐり、マコトのもとにはある財団から依頼が持ちこまれる――。
 

時代は平成の中期から後期に入り、令和になる。でも、主人公を演じるマコトも、窪塚が演じたタカシも、歳を取らない不思議。物語の中では季節感はある。でも、時間は変わらない。羨ましいなてって思う。もし彼らの世界の住人だったら、病気とは無縁だったのかなって。