イラクvs日本(AFCアジアカップ2023)@民放(TVer)・DAZN | Poco a poco -難病と生きる-

Poco a poco -難病と生きる-

スペイン語の「poco a poco」は、日本語では「少しずつ」「ゆっくりゆっくり」という意味です。遺伝性による難病、脊髄小脳変性症を患っていると診断された2015年7月(当時34歳)以降、少しずつ身体が動かなくなる恐怖と闘いながら、今日を生きる僕の日記です。恐縮です。

日本が負けた。何が史上最強軍団だよ。と、毒づいてみる。相手はアジアの古豪、イラク代表。30年前。後に語られるドーハの悲劇。当時、日本の10番だったラモス瑠偉は語った。「最も強かったのはイラクだよ。全員が巧いし、強い」。あ、サッカーの話ね。アジアカップ。

 

日本代表は先を急ぎ過ぎていたようだ。FIFAランクは空前絶後の高い水準に到達。再戦相手であるドイツ代表を敵地で蹴散らしたり、その後も国際親善試合で敵なしの強さを誇ったのは紛れもない事実。富安、航、三苫、久保、純也らの活躍は、DAZNで毎週末の楽しみだった。

 

 

でも、それが即ち、アジア王者を決める今大会で圧倒的な勝利を約束できるかというと、そうは問屋が卸さない。彼らは目立ち過ぎた。研究対象だ。丸裸にされている。翻って我々はどうだ。相手のことを知っているだろうか。3戦目の相手の10番は。ほらね。そういうこと。