等級変更 | Poco a poco -難病と生きる-

Poco a poco -難病と生きる-

スペイン語の「poco a poco」は、日本語では「少しずつ」「ゆっくりゆっくり」という意味です。遺伝性による難病、脊髄小脳変性症を患っていると診断された2015年7月(当時34歳)以降、少しずつ身体が動かなくなる恐怖と闘いながら、今日を生きる僕の日記です。恐縮です。

僕が頼っている助成制度は次の通り。障害年金(3級)。障害者手帳(3級)。指定難病医療受給者証(上限額2万円)。介護保険(要介護1)。元々の性格からして、制度に頼りたいなんて思考は無かった。考えてもご覧よ。支援金によって生活が成り立った後にさ、病気が治ったら。

 

青年期の大半を病気と共存していたという男性がいる。僕と同じ難病だ。患者会で理事を務めていた彼が、悲しいかな、仲違いによって役員を辞任に至る。理由は「病気が治っては困る」という彼の意向。今さら働けと命令されても、働いたことがない元患者はどうしたら良い。

 
 
彼の考えも今なら少しは分かる。無論、少しだが。一方で、僕の体調面は順調に右肩下がり。年金や手帳を申請した当時より、かなり劣化が進んでいる。担当医が言っていたのを思い出す。「診断書、(必要に応じて)悪く書きますよ」。早速、等級変更の書類を取り寄せて来た。