【追憶】当時の同僚とスキー旅行 | Poco a poco -難病と生きる-

Poco a poco -難病と生きる-

スペイン語の「poco a poco」は、日本語では「少しずつ」「ゆっくりゆっくり」という意味です。遺伝性による難病、脊髄小脳変性症を患っていると診断された2015年7月(当時34歳)以降、少しずつ身体が動かなくなる恐怖と闘いながら、今日を生きる僕の日記です。恐縮です。

時代は再び遡って05年の冬。もしくは06年の初春か。細かいことは分からない。行き先も記憶にない。どうやって現地まで赴いたかも、細かなメンバー編成も覚えていない。ただし記録には残る。現像した、たった二枚の写真にね。僕は被写体に無かった。まだ存在感は中の小。

 

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この頃の同僚との記憶。年上の女性社員からからかわれていた。僕が苦手とするタイプ。高圧的と言うか、バリキャリ系女子。その彼女が僕に言う。「〇〇さんがね、あんたのこと好きだって」。また得意の口撃ですか。と。〇〇さんが言う。「けーすけくんって姿勢が良いですね」って。

 

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僕は極端に身体が固い。猫背にならない屈強の背骨を持っている。だから、デスクに座っていても、背中が自然と反ってしまう。そこを付かれた。ある日の同僚の飲み会の途中で、苦手な女性社員から言われた。「YOU、抜け出しちゃいなYO」とな。〇〇さんが潤んだ瞳で誘っている。