流浪の月(入院10日目) | Poco a poco -難病と生きる-

Poco a poco -難病と生きる-

スペイン語の「poco a poco」は、日本語では「少しずつ」「ゆっくりゆっくり」という意味です。遺伝性による難病、脊髄小脳変性症を患っていると診断された2015年7月(当時34歳)以降、少しずつ身体が動かなくなる恐怖と闘いながら、今日を生きる僕の日記です。恐縮です。

外は朝から激しい雨。大型の台風が列島を直撃するというニュースが賑やかだ。シルバーウィークの連休初日。天気がね、と、杞憂する世間の表情をテレビで見る。こちとら、向こう三週間は軟禁じゃ。例え天気に恵まれたとして、体調が悪いんじゃ。できることは、読書ぐらいじゃ。

 

流浪の月

(内容紹介)

あなたと共にいることを、世界中の誰もが反対し、批判するはずだ。わたしを心配するからこそ、誰もがわたしの話に耳を傾けないだろう。それでも文、わたしはあなたのそばにいたい――。再会すべきではなかったかもしれない男女がもう一度出会ったとき、運命は周囲の人を巻き込みながら疾走を始める。新しい人間関係への旅立ちを描き、実力派作家が遺憾なく本領を発揮した、息をのむ傑作小説。

 

前回の池井戸作品と同じく、こちらも映像作品になった。確か映画だったか。共通点は、どちらの作品にも横浜流星が出ている。それぐらい。恋愛に口火を切った問題作。描かれる人間の深層心理の奥の奥。大丈夫と人は言っても、本当に大丈夫か。真実は、本人のみぞ知る。