アキラとあきら(入院9日目) | Poco a poco -難病と生きる-

Poco a poco -難病と生きる-

スペイン語の「poco a poco」は、日本語では「少しずつ」「ゆっくりゆっくり」という意味です。遺伝性による難病、脊髄小脳変性症を患っていると診断された2015年7月(当時34歳)以降、少しずつ身体が動かなくなる恐怖と闘いながら、今日を生きる僕の日記です。恐縮です。

前回の入院で、キンドル(電子書籍の外側)の有能さを知った。今回、読み切れないほどのコンテンツを従えてきた。隣で例のおじさんが、僕に話しかけるように呟く。ああ、暇だな。ならば読書に耽れば良い。外出制限に加えて、土日祝は予定が入らない。時間だけは有り余っている。


アキラとあきら

(内容紹介)

零細工場の息子・山崎瑛と大手海運会社東海郵船の御曹司・階堂彬。生まれも育ちも違うふたりは、互いに宿命を背負い、自らの運命に抗って生きてきた。やがてふたりが出会い、それぞれの人生が交差したとき、かつてない過酷な試練が降りかかる。逆境に立ち向かうふたりのアキラの、人生を賭した戦いが始まった―。感動の青春巨篇。

 

上下巻は流石の読み応え。話題作らしく、映画やドラマ化もされているとのこと。伯母から勧められたが、貪るように読み終えた。運命とか宿命とか、そんな言葉が頻繁に出てくる。腑に落ちる内容であったことが救い。僕が戦っている宿命は、誰が代わったところで勝てるのか。