思い出横丁 | Poco a poco -難病と生きる-

Poco a poco -難病と生きる-

スペイン語の「poco a poco」は、日本語では「少しずつ」「ゆっくりゆっくり」という意味です。遺伝性による難病、脊髄小脳変性症を患っていると診断された2015年7月(当時34歳)以降、少しずつ身体が動かなくなる恐怖と闘いながら、今日を生きる僕の日記です。恐縮です。

僕の残りの人生の裏目標。あの頃の熱量を取り戻す。でも、仕事もスポーツも、体力的に厳しい。恋愛面だって、当時の臨場感が懐かしい。いずれも難しい。故に裏目標に掲げている。残る最後の可能性。お酒と出会い。相手は異性に限らない。国籍だって問わない。

 

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夕刻より新宿西口。目的地である思い出横丁は、僅か一ヶ月前の閑散とした雰囲気から一転、活気が戻ってきている。隣に座る同年代の友人女性と乾杯。居酒屋が所せましと立ち並ぶ歓楽街。本来はハシゴ酒に使う。でも僕は脚が悪い。一度座ったら、立ちたくない。

 

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店主に促され、席を奥に移動する。隣り合うカップル客。爽やかな印象だと横眼でチラリ。すると彼氏から乾杯を促される。沖縄から長期出張で出稼ぎ中の24歳の男女。潜在的には、僕は人たらし。お酒が作るコミュニケーション。楽しい。この熱量は、あの当時それだ。