でかんしょ@池袋 | Poco a poco -難病と生きる-

Poco a poco -難病と生きる-

スペイン語の「poco a poco」は、日本語では「少しずつ」「ゆっくりゆっくり」という意味です。遺伝性による難病、脊髄小脳変性症を患っていると診断された2015年7月(当時34歳)以降、少しずつ身体が動かなくなる恐怖と闘いながら、今日を生きる僕の日記です。恐縮です。

ビジネスでやっている以上、勝てば正義なんだよ。少々冷たく突き放す。裏にあるのは彼に対する期待。いや、そうじゃない。彼の所属する会社。即ち、僕の前職。社員数僅かのスタートアップからの圧倒的飛躍。当時、銀河系最強軍団を自負していた。今は目も当てられない。
 
社長を始め、殆どの社員が去ってしまった。同じ会社名だけど、共通点はそれぐらい。当時と今を知る稀有な存在として、僕はここにいる。アドバイスが欲しいのならば、喜んで相談に乗るよ。金曜日は仕事上がりの池袋。立ち飲み屋「でかんしょ」をチョイスした後輩と現地で合流。

 

 

 
10歳も若手の現役社員。29歳の時の自分は何をやっていたっけ。え?今?今は何をしているんだろう。彼の矢継ぎ早な質問に答えを窮するのは、病気が原因ではない。1000ベロ店に二人で6,000円も使い、僕の足は使い物にならなくなっていた。部屋まで送ってもらう。ありがとう。