東京五輪に臨む代表選手の思い | Poco a poco -難病と生きる-

Poco a poco -難病と生きる-

スペイン語の「poco a poco」は、日本語では「少しずつ」「ゆっくりゆっくり」という意味です。遺伝性による難病、脊髄小脳変性症を患っていると診断された2015年7月(当時34歳)以降、少しずつ身体が動かなくなる恐怖と闘いながら、今日を生きる僕の日記です。恐縮です。

また延期になった。招待されていた結婚式の話。このコロ助騒動の煽りを受けて、今年の4月、9月と二度に渡って開催が見送られた。次回は来年初旬を目標に、またお誘いしますと友人から連絡が入る。そこで表題の件に想う。申し訳ないが、体力の維持に自信が無いのだ。

 

年間を通して競技が行われているスポーツ選手なら特に問題ないだろう。特にメジャースポーツの選手であれば、五輪よりも優先すべき試合や大会があるからだ。問題なのは、マイナースポーツや引退間際の選手たち。彼らのモチベーションの置き方を考えると、同情してしまう。

 

 

僕だって、招待された結婚式に出たい。友人と書いたが、前職の後輩男性。彼の入社後、メンター社員として色々と教え込んだ。初制約は、僕からのプレゼントパスだった。そんな彼を祝福したい。だが一方で、止まらない病状の進行が怖い。体力面の現状維持はいつまで続く。