アンドレス・イニエスタ | Poco a poco -難病と生きる-

Poco a poco -難病と生きる-

スペイン語の「poco a poco」は、日本語では「少しずつ」「ゆっくりゆっくり」という意味です。遺伝性による難病、脊髄小脳変性症を患っていると診断された2015年7月(当時34歳)以降、少しずつ身体が動かなくなる恐怖と闘いながら、今日を生きる僕の日記です。恐縮です。

仕事の合間の木曜日。トレーニングに精を出すべきだが、どうにも気分が乗らない。精神的な浮き沈みは、僕にだって当然ある。目標の最低限である8,000歩のウォーキングのみ、クリアした。日記に書けるネタが見当たらない。一日を無味乾燥に消耗して、後悔先に立たず。
 
せめてクリエイティブな夕飯を過ごそうと思う。冷蔵庫には消費期限の迫った生卵。納戸には、購入してから暫く経つ新じゃが。スキレット鍋を使って、スペイン風オムレツ(トルティージャ)を作ってみる。メインはスペイン生ハム(ハモン・イベリコ)。珍しく、赤ワインを買ってみた。
 
 
学生時代、短期ではあるがスペイン留学を経験している。大学の卒業旅行で訪れたイタリア以降、海外とは無縁だ。死ぬまでに実現したいと考えていたスペインリーグのサッカー観戦。最高峰のチームから、最高の選手が日本に来るとの朗報に興奮する。赤ワインは酔いが早い。