ホルモン家族@仙川 | Poco a poco -難病と生きる-

Poco a poco -難病と生きる-

スペイン語の「poco a poco」は、日本語では「少しずつ」「ゆっくりゆっくり」という意味です。遺伝性による難病、脊髄小脳変性症を患っていると診断された2015年7月(当時34歳)以降、少しずつ身体が動かなくなる恐怖と闘いながら、今日を生きる僕の日記です。恐縮です。

僕ら三人が集まる時は、フルマラソン本格登山を意味していた。
完走後や下山時の焼き肉やビールは、感動的な美味さだった。
病気を罹患して、行動範囲が極端に狭くなっても、声を掛けてくれる。
仲間がいなかったら、僕は恐らく、一人で立ち上がることもできない。

 

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仕事上がりの夜分に、集まったのは仙川にある「ホルモン家族」。
テレビで取り上げられていたのを見て、予約してくれていた。
肉食系が三人集まれば、話題にも事欠かない。
悲しい出来事も忘れさせてくれるぐらい、充実した時間を過ごす。
 
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就活に難儀する現状が続いた場合、実家に戻ることを伝える。
「集まりやすくなるね!」と、明るい笑顔に救われる。
この仲間たちと、ハーフマラソンに一緒に出たい。
そしてまた、美味しい肉とビールで乾杯するのだ。