スポーツジム | Poco a poco -難病と生きる-

Poco a poco -難病と生きる-

スペイン語の「poco a poco」は、日本語では「少しずつ」「ゆっくりゆっくり」という意味です。遺伝性による難病、脊髄小脳変性症を患っていると診断された2015年7月(当時34歳)以降、少しずつ身体が動かなくなる恐怖と闘いながら、今日を生きる僕の日記です。恐縮です。

僕はつくづく意思が弱い人間である。

スポーツジムに行くかサボるか、いつも直前で葛藤する。

目標を、週に一度は通うとここで宣言したばかりである。

今朝は彼女に、仕事上がりに同僚に、今日は行くよと主張した。

 

それでも、家路につく頃には思いも雨散霧消している。

こんな時に思いつく言い訳は、はっきり言ってとてもダサい。

例えば、冷蔵庫の中に明日期限の卵がいくつかあったな。とか。

最悪なのが、トレーニングを継続しても意味なんてないだろう。とか。

 

 

家から徒歩3分の立地に恵まれた環境にある。

唯一参加してきたスタジオプログラムが、定員に達してしまっていた。

いつものように、有酸素運動とマシントレーニングを淡々とこなす。

インセンティブは、大浴場で足を伸ばして浸かる風呂。