第51回 「新春」東京喜多(北)マラソン大会 | Poco a poco -難病と生きる-

Poco a poco -難病と生きる-

スペイン語の「poco a poco」は、日本語では「少しずつ」「ゆっくりゆっくり」という意味です。遺伝性による難病、脊髄小脳変性症を患っていると診断された2015年7月(当時34歳)以降、少しずつ身体が動かなくなる恐怖と闘いながら、今日を生きる僕の日記です。恐縮です。

遡って木曜日。目覚めた瞬間から、喉に違和感。扁桃腺が腫れている。風邪をこじらせるパターンだ。これはマズイと日中に病院へ出向く。処方薬を服用。しかし金曜日も土曜日も、回復の兆しはない。ゆっくり休めなかったのが原因か。本日も朝から喉が痛い。幸いにして熱は上がっていない。大事を取ってハーフに変更。これから走るマラソンの話。

$烏兎怱怱

「新春」東京喜多(北)マラソン大会に仲間と3人でエントリー。昨秋に散々な目にあった某大会のリベンジ企画。過去に参加してきた大会に比べて、参加者数も費用も、運営スタッフの数だって全てが少ない。故にフルマラソンのレベルは高い。関門の最終締め切りは4時間30分。僕のベストタイムでも完走できない。その為に練習を重ねてきたのだが。

烏兎怱怱

フルの部から遅れること10分。ハーフマラソンの部がスタート。コースは荒川の河川敷、遊歩道5キロ超を2往復。気温は低いが天気は良い。体調も懸念する程悪くはない。目標タイムを1時間50分台前半に設定。全体の上位3分の1に入れれば上出来。アップダウンは全くないが、風の強さにスピードが上がらない。大丈夫。このペースを維持すれば。

$烏兎怱怱

無事に完走。1時間53分31秒。776人中249位。目標クリア。でも喜べない。当初の目標と違う。仲間の2名はフルマラソンを完走。うち1名は予てからの目標通りサブ4(3時間台の完走)を達成。もう1名も前回よりタイムを縮める好走。僕だけが誇れない。それでも褒美の肉は食う。会場からバスで池袋へ。「牛兵衛 草庵」で山形牛に舌鼓。ごめん美味い。