金森@渋谷 | Poco a poco -難病と生きる-

Poco a poco -難病と生きる-

スペイン語の「poco a poco」は、日本語では「少しずつ」「ゆっくりゆっくり」という意味です。遺伝性による難病、脊髄小脳変性症を患っていると診断された2015年7月(当時34歳)以降、少しずつ身体が動かなくなる恐怖と闘いながら、今日を生きる僕の日記です。恐縮です。

昨日から降り続く冷たい雨。マラソンに向けたトレーニングも、外を走るのは億劫である。会員であるゴールドジムへ。ルームランナーで時速10キロ30分間、走行距離5キロ。マシンはインクラインチェストプレス(大胸筋上部)、プローンレッグカール(大腿二頭筋)、アブドミナル(腹直筋)、ラットプルダウン(広背筋)、レッグエクステンション(大腿四頭筋)。


烏兎怱怱


心地よい筋肉疲労。昨夜に摂取したカロリー分ぐらいは消費できただろうか。ところがこれからまたお酒。表参道から渋谷へ移動。道玄坂の路地裏に佇む割烹料理屋「金森 」。幹事の名前を告げると、4階に案内される。席には既に仲間が待つ。僕の前々職時代のOBOG会。幹事の女性は静岡県裾野市から、わざわざ上京する気合いの入れよう。


烏兎怱怱


僕が辞めた当時70余名いた社員は、現在は30数名と半減している。組織が変わり、かつての雰囲気とは異なるようだ。あの頃、同僚達とよく遊びに行っていた。男性社員だけで訪れた草津温泉。大人数で乗り込んだ白馬スキー旅行。小田急線沿線メンバーで初めて旅行した箱根ツアー。等など。今は互いに違う人生を歩めど、この絆は財産である。