登山家 田部井淳子氏講演会~人生は8合目からがおもしろい~ | Poco a poco -難病と生きる-

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スペイン語の「poco a poco」は、日本語では「少しずつ」「ゆっくりゆっくり」という意味です。遺伝性による難病、脊髄小脳変性症を患っていると診断された2015年7月(当時34歳)以降、少しずつ身体が動かなくなる恐怖と闘いながら、今日を生きる僕の日記です。恐縮です。

山登りを趣味にする彼女が、僕にチケットを手渡す。ICI石井スポーツ吉祥寺店の1周年記念イベント「登山家 田部井淳子氏講演会~人生は8合目からがおもしろい~」。吉祥寺駅から徒歩の距離にある、武蔵野公会堂で開催。キャパシティは300名程。ほぼ満席。僕ら以外にも若者はいたが、参加者の殆どが中高年。田部井さんは御歳72歳。


烏兎怱怱


ここで少しだけ田部井さんを紹介。昭和14年の福島生まれ。30歳で「女子だけで海外遠征を」を合言葉に女子登攀クラブを設立すると、その6年後にはエベレスト日本女子登山隊副隊長兼登攀隊長として、世界最高峰エベレスト8848Mに女性世界初の登頂を成功させる。その後、現在に至るまで精力的に活動。今日も雑誌やテレビで見る機会も多い。


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登山家としての顔以外に、主婦としての顔や、趣味として始めたシャンソンに励む側面など、多彩な表情を持つ田部井さん。山登りにしても、この年齢で海外遠征に年間100日、国内登山に年間50日を使う。そこにあるのは、尽きぬことのない好奇心と行動力。所要時間の90分間はあっという間。昨日読み終えたばかりの著書に、直筆サインも貰った。