調布市花火大会 | Poco a poco -難病と生きる-

Poco a poco -難病と生きる-

スペイン語の「poco a poco」は、日本語では「少しずつ」「ゆっくりゆっくり」という意味です。遺伝性による難病、脊髄小脳変性症を患っていると診断された2015年7月(当時34歳)以降、少しずつ身体が動かなくなる恐怖と闘いながら、今日を生きる僕の日記です。恐縮です。

殆ど欠かさず毎年のように訪れている、自宅から近場で行われる調布市花火大会。小学時代には、仲間と自転車で訪れていた。今は、ビールを飲みながらの観賞が楽しみ。僕も歳を取ったようだ。今回、千葉県に住む友人から案内を頼まれ、エスコートする。早朝に一度、河川敷まで足を運ぶ。場所取りの為だ。朝から気温が高い。ビールが恋しい。


烏兎怱怱


日本の夏の風物詩。大きな打ち上げ花火には、自然発生的に拍手が沸き起こる。多摩川を挟む両河川敷には、推定35万人の観客が集まる。屋台に並ぶ、長蛇の列。打ち上げ花火12000発の規模は、なかなかに魅力的なイベントだ。午前中の苦労の甲斐あって、良いロケーションを確保。両サイドから上がる花火を観る。冷たいビールが美味い。

烏兎怱怱

遠路遥々やってきた友人。3つ年下の女性。仕事を通じて、mixiで知り合った彼女。今は、友人関係として付き合いが続いている。肉食女子を自称する通り、仕事もプライベートも活動的である。しかしながら草食男子全盛の時代、彼女のハートを射止める素敵な彼氏が現れないらしい。僕からも、候補者を紹介している。この後、居酒屋に席を移す。