おっけい@京王堀之内 | Poco a poco -難病と生きる-

Poco a poco -難病と生きる-

スペイン語の「poco a poco」は、日本語では「少しずつ」「ゆっくりゆっくり」という意味です。遺伝性による難病、脊髄小脳変性症を患っていると診断された2015年7月(当時34歳)以降、少しずつ身体が動かなくなる恐怖と闘いながら、今日を生きる僕の日記です。恐縮です。

毎度の居酒屋「おっけい」で、先日の富士山の登頂を祝う飲み会を行う。山頂の茶屋で購入した土産を、店長に渡して山行報告。半日以上に及ぶ当日の登山は、翌日以降の強烈な筋肉痛という傷跡により、改めて大変なことであったと思い知らされる。大腿筋の張りは3日続いた。日焼け痕が見苦しく残る。一方で大きな目標を達成し、虚しさも残る。

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プロサッカー選手の田中マルクス闘莉王は、激戦続くW杯南アフリカ大会後に、代表引退を示唆するコメントを残した。俗に言う燃え尽き症候群である。翻って、僕らはどうだ。富士山という日本一の標高を誇る名山は、素人目にも分かり易いベンチマークである。ただ、標高と難易度は比例しない。次はどの山頂を目指そうか。あれやこれや話し合う。