もぐら六段@町田 | Poco a poco -難病と生きる-

Poco a poco -難病と生きる-

スペイン語の「poco a poco」は、日本語では「少しずつ」「ゆっくりゆっくり」という意味です。遺伝性による難病、脊髄小脳変性症を患っていると診断された2015年7月(当時34歳)以降、少しずつ身体が動かなくなる恐怖と闘いながら、今日を生きる僕の日記です。恐縮です。

さて花の金曜日。略して花キン。もはや死語か。19時からの約束の為、町田まで赴く。JR町田駅の南口から、しばらく歩くとラブホ街。さて残念ながらまだ仕事。寂れた雑居ビルに軒を構える、小規模なソフトウェア開発会社の経営者と打ち合わせ。2年前に一度、新規営業で訪れて以来。なので、改まってご挨拶。打ち合わせは1時間にも及ぶ。


その後、再び町田駅。改札口で友人と合流。5つ年下の女性。ここ町田は、お互いの中間地点。予約してある居酒屋「空中秘密基地風ダイニング居酒屋 もぐら六段 」に向かう。ちなみにここも再訪。今春に一度、友人と使って以来。その時と、まったく同じカウンター席に案内される。活気のある店内。圧倒される隣の友人。うむ、狙い通り。


烏兎怱怱


本来は明朗活発な彼女が、ここ最近は元気がない。就職したばかりの会社を辞め、祖母が亡くなり、祖父も体調を崩し、父親が参ってしまい、おまけに長く付き合っている恋人の浮気まで発覚。ここまで災難が続けば、あとは調子も上向くよ。僕一人では受け止めきれないけれど、そこは立ち代わり対応してくれる元気な店員さん達によって励まされる。