大学同期 | Poco a poco -難病と生きる-

Poco a poco -難病と生きる-

スペイン語の「poco a poco」は、日本語では「少しずつ」「ゆっくりゆっくり」という意味です。遺伝性による難病、脊髄小脳変性症を患っていると診断された2015年7月(当時34歳)以降、少しずつ身体が動かなくなる恐怖と闘いながら、今日を生きる僕の日記です。恐縮です。

地元の友人と近所の居酒屋。店長に薦められるまま、座敷席へ。普段はカウンターで飲んでるんだけど。しばらく楽しく飲んでいると、突然、隣の襖(ふすま)が開く。隣客との仕切りでもあるそれ。目が合う見知らぬ女性客。すみません、と、襖が戻る。すると、また襖が開いて、僕の顔を見つめる女性。知的なメガネとこんがり小麦肌。


酔っ払いか?逆ナンか?しばし見つめられる。ドキドキ。


「あの……、違ってたらすみません、イワサキ君?」

「ええっと、そうですけど、アレ、どちら様でしょう……。」

「あぁ、やっぱりそうだ、桜美林の、言コミでしょ!?」

「……あっ、同じ学科の!!(名前知らないけど…)」




8月が終わったね。五輪も、夏期休暇も、あっという間に終わってしまった。思えば大学時代の4年間も、あっという間だったなぁ。当時のことを思い出して、目の前の大学同期と、しばし昔を懐かしむ。