恋愛マッチング | Poco a poco -難病と生きる-

Poco a poco -難病と生きる-

スペイン語の「poco a poco」は、日本語では「少しずつ」「ゆっくりゆっくり」という意味です。遺伝性による難病、脊髄小脳変性症を患っていると診断された2015年7月(当時34歳)以降、少しずつ身体が動かなくなる恐怖と闘いながら、今日を生きる僕の日記です。恐縮です。

以前に異業種交流会で知り合って以来、顔見知りの仲になったキャンディデイトがいる。

28歳の男性で、IT系ベンチャー企業の経営企画のポジションで働いている方だ。

次の転職の条件はと聞くと、「独立!」と言って憚らない強気な姿勢が印象的だったんだけど・・・。


昨日、その彼から電話があった。

転職先を探したいと。独立ではなく、年収の大幅アップを希望していると。急いで探したいと。

理由を聞くと、彼女と結婚したいからだってさ。思わず、声を出して笑ってしまった。

その彼女とは、僕の友人でもある。


彼ら二人の出会いは、去年の10月末に同僚ら10名程で主催したパーティーがきっかけである。

100名ほどの参加者のうち、僕の顧客や友人知人が30名(男女半々)と身内が多く、本来はビジネスマッチングを目的としたイベントではあったが、恋愛に発展する出会いがあっても良いのではと、密かに期待もしていた。


10月末に知り合ったカップルが交際をスタートさせたのは、去年の暮れ。

まだ出会って間もない二人が、もう結婚を意識しているなんて驚きだよね。

ベンチャー企業の経営企画のスピード感ってやつか。いやいや、恋は盲目ってやつかな。


いま一件、お互い恋人のいない友人同士を引き合わせる案件(?)が進んでいる。

同じように推し進めたプロジェクトで、去年3月には晴れて結婚式を挙げたカップルもいる。

出会いを求め、合コン開催を望む声が僕のもとによく届く。

前職では「合コン大王」、現職でも、早くも「合コンマイスター」と裏で呼ばれるようになった。

いやね、勘違いしてほしくないのは、僕だってきちんと彼女がほしいのよ。


次から恋愛マッチング事業と銘打って、有料サービスを始めようかしら。