以前に異業種交流会で知り合って以来、顔見知りの仲になったキャンディデイトがいる。
28歳の男性で、IT系ベンチャー企業の経営企画のポジションで働いている方だ。
次の転職の条件はと聞くと、「独立!」と言って憚らない強気な姿勢が印象的だったんだけど・・・。
昨日、その彼から電話があった。
転職先を探したいと。独立ではなく、年収の大幅アップを希望していると。急いで探したいと。
理由を聞くと、彼女と結婚したいからだってさ。思わず、声を出して笑ってしまった。
その彼女とは、僕の友人でもある。
彼ら二人の出会いは、去年の10月末に同僚ら10名程で主催したパーティーがきっかけである。
100名ほどの参加者のうち、僕の顧客や友人知人が30名(男女半々)と身内が多く、本来はビジネスマッチングを目的としたイベントではあったが、恋愛に発展する出会いがあっても良いのではと、密かに期待もしていた。
10月末に知り合ったカップルが交際をスタートさせたのは、去年の暮れ。
まだ出会って間もない二人が、もう結婚を意識しているなんて驚きだよね。
ベンチャー企業の経営企画のスピード感ってやつか。いやいや、恋は盲目ってやつかな。
いま一件、お互い恋人のいない友人同士を引き合わせる案件(?)が進んでいる。
同じように推し進めたプロジェクトで、去年3月には晴れて結婚式を挙げたカップルもいる。
出会いを求め、合コン開催を望む声が僕のもとによく届く。
前職では「合コン大王」、現職でも、早くも「合コンマイスター」と裏で呼ばれるようになった。
いやね、勘違いしてほしくないのは、僕だってきちんと彼女がほしいのよ。
次から恋愛マッチング事業と銘打って、有料サービスを始めようかしら。