他人のことを
ちょっと悪く言いたくなるときって、
だれでもあると思います。
「あの人って、こういうところがさぁ…」
そんなふうに言いながら、
会話が盛り上がったりすることもある。
でも、その話をよく考えてみると、
「あの人がダメ」という話じゃなくて、
「わたしはこう思う」という話の
とっかかりだったりします。
たとえば、いつも遅刻してくる人に
ちょっとモヤモヤして話題に出してしまう。
でも、ほんとうは、
「時間を守るって大切なことだよね」という
じぶんが大事にしている考えを
伝えたいだけかもしれません。
だれかを引き合いに出すことで、
じぶんの価値観が浮かび上がってくる。
悪口にはそういう効果もありそう。
でも、毎回それを
悪口のかたちで口にしていると、
あとでなんだか、こころのなかが
ざらついてしまう気がします。
だから、悪口を言いたくなったら、
「なんでこんなに気になっているんだろう」と
じぶんに問いかけてみるといいかも。
だれかを使わなくても、
じぶんがなにを大切にしているか
気づけるかもしれません。
今日も「わくわく海賊団」に来てくださってありがとうございます。
わたしを知るのに、
だれかの悪口はいらないと思う。