なんだか調子が悪いなぁ…。
そんなとき、つい考えてしまうのが、
「最近の◯◯、おかしいよね」ということ。
◯◯についてなら、
いくらでも語れる気がするし、
ちょっと考えを整理すれば、
立派な意見になりそうな気もします。
でも、ちょっと立ち止まって考えると、
それって実はいまのじぶんの調子の悪さを
表しているんじゃないかと気がつきます。
関係ないはずのことに目くじらを立て、
じぶんには実害のないことにモヤモヤし、
「それはいかがなものか」と言いたくなる。
その理由をもっともらしいことばで、
きちんと説明できるような気もします。
でも、その根っこにあるのは、
たぶんただの「なんかムカつく」です。
そしてほんとうに調子のいいときなら、
きっとそんなこと気にしません。
目の前を小さな虫が飛んでいても、
たのしいことに夢中になっていたら
ほとんど気にならないのと同じように、
気持ちが安定していれば小さなモヤモヤは、
子魚の骨みたいに飲みこんでしまいます。
そう考えると、
正論と思っていることの9割は、
「理屈で固めたケチ」なのかもしれない。
だれかを否定したくなったとき、
まずはじぶんの調子を
気にしてみたほうがいいのかも。
今日も「わくわく海賊団」に来てくださってありがとうございます。
気持ちが穏やかな日は、
不思議と世界もやさしく見える。
