子どもの寝顔、特に
イヤイヤ期の子どもの寝顔が
たまらないという話を聞きました。
イヤイヤ期の子どもというのは、
じぶんだけでなんでもできるようなつもりで
家中をわがもの顔で動き回っています。
なにか欲しければ催促するし、
王さまのようなふるまいで生きている。
でも、その寝顔には態度とは裏腹に
まだじぶんではなにもできない弱さが見え、
じぶんたちがいないと生きていけない事実を
素敵におもしろいかたちで思い出せてくれる
そんな寝顔がたまらないのだと。
その話を聞いて思ったのが、
魅力ある人間たちというのは、
子どもの寝顔のように"愛嬌ある弱さ"を
みんな持っているように思います。
尊敬している人、魅力的な人、
ぼくのまわりにもたくさんいるけれど、
みんな意外な弱さを合わせ持っている。
どうしても顕れてしまう
「純朴な弱さ」のようなものが、
その人の強さ以上に人を惹きつけている。
そんなふうに思うんですよね。
そしてそれは、勉強とか
努力では身につかない賜物のように思える。
今日も「わくわく海賊団」に来てくださってありがとうございます。
完全な人になんてなれないし、
魅力もない気がする。