「飲んだら乗るな、乗るなら飲むな」は、
酒酔い運転に注意をうながす標語です。
ここに異論がある人はいないでしょう。
いまは、酒を飲んだら、
思うように行動できなくなることは、
だれもが認める事実になりました。
「じぶん(だけ)は大丈夫」と思っている人も、
もしかしたら、いるかもしれないけれど、
人間は、酒を飲んだら「酔う」のです。
「酔う」と危ういことになります。
だから酒を飲んだら運転してはいけないし、
大事な判断もしないよう戒められています。
「酔う」ことは、とても気持ちよくて、
「酔う」ために生きている人だっています。
この「酔う」というのは、
じつは酒を飲まなくても実現します。
たとえば恋をしている人は、
少し酔っているといえるでしょう。
じぶんの得意なことを
やりとげたなんてときにも、
その成功に酔っていることがある。
じぶんが認められたときとか、
すばらしいとか立派だと称賛されたときも、
どうしても酔っぱらいやすいです。
「酔うな!」とは言えません。
それはたのしいことだからです。
しかし、酒ではなくても、
酔っている場面で大事な判断やら発言やら
危なっかしい行動は、控えたほうがいい。
「酔ったら言うな。言うなら酔うな」です。
今日も「わくわく海賊団」に来てくださってありがとうございます。
酔っている人ほど、
「酔っていない」と言うんだけれども。