配るが世界を救う!? | わくわく海賊団

わくわく海賊団

Compass of Your WakuWaku

 

 カンボジアとフィリピンに行ってきました。

 

 東南アジアを旅して

 あらためて思ったことのひとつに、

「適切に配ることの価値」がありました。

 

 なんでもあるところにはあって、

 ないところにはありません。

 

 それをうまいこと「配る」のは、

 重要な仕事だと思います。

 

 一見「配る」というのは、

 なにも生産していないように見えます。

 モノを増やしたりしていませんから。

 

 だけど、「配る」がなかったら、

 あるところにあるものも、意味を失います。

 それどころか、ゴミを増やすことになる。

 

「配る」ためには、

「運ぶ」だとか、「保管する」だとか、

「加工する」だとか、「見せる」だとか、

「伝える」だとか、「飾る」だとかも

 必要になることが想像できます。

 

 そういうことのすべてが、一見、

 あくまで一見なんですが、

 なにも生んでいないように思えます。

 

「コスパがいい」という考え方は、

 この「配る」を軽んじている気がする。

 

 あらゆるものは、すべて

「配る」を経由してそこにあります。

 

 それを仕事にしている

 たくさんの人たちがいて、

 いま、じぶんの前にある料理になったり、

 商品になったりしているわけです。

 

 とてもシンプルな塩や水だって、

「配る」ことのリレーがあって家にある。


「配る」の進歩は、

 世界を救うかもしれない。

 

 今日も「わくわく海賊団」に来てくださってありがとうございます。

 

 暑い日々のなかで、

 荷物を届けてくれる人たちに感謝。