若者がこの国不信にならないために。 | わくわく海賊団

わくわく海賊団

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   国民が、とくに若者が政治家たちの

 ことばやおこないに幻滅し不信感を募らせ、

 果てには政治になにも期待できなくなり、

 興味関心さえ失ってしまった状態を、

 政治不信と言ったりします。

 

 国会中継なんかを見ていると、

 そりゃそうだと思う場面が多々あります。

 これを見て尊敬はできないよなと。

 

 一方でそういう場面は、

 政治にかぎったことではない気もします。

 

 たとえばいま中高生がなんとなく

 世の中を見渡したときに、

 尊敬やあこがれの対象って

 どれくらいいるのでしょうか。

 

 ファンとしてあこがれるだれかは、

 いろいろいると思います。

 

 芸能の世界にも、スポーツの世界にも、

 きっとたくさんいると思います。

 

 しかしそれが「おとな」という

 大きなくくりになったとき、

 おとなたちはどれくらい尊敬できる背中を

 見せることができているのでしょうか。

 

 あるいは、どれくらい

 じぶんたちのみっともない背中が、

 若い人たちの「この国不信」を招くことに

 自覚的でいられているのでしょうか。

 

 じぶんたちの恥ずべきおこないが、

 若い人たちの希望の芽を摘んでいることを、

 どれくらい意識できているのでしょうか。

 

 尊敬できるおとなが

 身近にひとりいるだけで、

 その背中を見る子どもや若者の未来は、

 すこしの明るさを取り戻すと思う。

 

 今日も「わくわく海賊団」に来てくださってありがとうございます。

 

 尊敬される人物になりたいとは思わないけど

 みっともないおとなにはなりたくないと、

 戒めのように書いておこうと思いました。